徹底解説「キャンピングカーの作り方」荷台に小屋を乗せる1トンモバイルハウス。

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この記事を書いた人
川瀬悠大(28)

DIYオタク/ソロ/キャンプ/登山/自然が好きな引きこもり

独学でDIYを始め、DIY系のYouTubeも現在140,000人
2年でキャンピングカーを2台作ったり山で秘密基地を製作中。
(安さ重視で工具を選んだ記事はこちら

1トントラックを納車したのでキャンピングカー(モバイルハウス)を本気でDIYしていきます。

日産バネットトラック(ロング)

・車体サイズは幅1690mm×長さ4605mm

・ロングなので荷台サイズは2735mm×1600mm

・ローダブルタイヤ(後ろのタイヤが2個ずつで荷台が少し低め)

・1トンまでOK。

トラックはマットグリーン色に塗装したので、緑色です。

そして今回は「2号機」です。

初号機の経験や失敗も踏まえて、作りました。
(⬇︎初号機の動画はこちら⬇︎)

2回目だからこそわかる方法などもあるので、費用から作り方まで、徹底解説します。

土台や屋根など、カテゴリーごとに詳しく記事を書いているので、見てみてください。

「モバイルハウス」とは

モバイルハウスについて簡単偽説明します。
(作り方だけ見たいよって方はスクロールして作り方だけを見て下さい)

・名前の通り動く家。

・トラックに小屋を乗せるだけなので荷物という認識
(積載物になるため、車検の時は下ろす必要ああり)

・荷物なので積載の法律範囲内。(下記で解説)

動く家と言ってますが、キャンピングカーですね。

ただ、法律上荷物になるためキャンピングカー登録などの必要もなく
自作で作ってる方が多くて小屋みたいなので乗ってる。
みたいなイメージなのでモバイルハウスという括りにしてます。

✔︎皆が気になる、取り外し方はこちら

1トンラックの積載条件

重量は1000kg(ロングタイプなので1t)

・幅はトラック(車体幅)からはみ出しては行けない。
1690mm(車体幅はサイドミラーは含まれない)

・長さは車体の長さ×10%は後ろにはみ出してOK。
→車体の長さ(全長)が4605mmなので約46cmほど後ろにはみだせる。
荷台が2735mmなので土台長さはMAX3195mm。

・高さは地上から3.8mまでOK。
→荷台高さが770mmなので3030mm(3mちょっとはOK)

キャンピングカーの作り方

「DIYで軽トラを10倍楽しむ本」(1番参考にした雑誌)

写真付きで細かく解説してくれてるので、分かりやすいです。

今ならKindle2ヶ月無料キャンペーンをやってるので、0円で読めます。

これ以外にもDIY雑誌も豊富にあるのでオススメです。

写真付きでなるべく細かく解説していきます。
(細かいやり方はページをクリックすると読めます)

土台編

土台部分は積み下ろし用のパイプが通るように、パイプ穴ができるように設計しました。

ただ軽量化も課題なので、3cm×4cm材で骨組みを組みました。
でも床なので厚み12mmの合板で強度も出しつつ、軽量化しつつ頑丈な作りを意識しました。

土台の作り方

・3cm×4cm材で骨組みを作る。

・断熱材はスタイロフォーム厚み4cm

・12mm合板と5.5mmT2(耐水)ベニヤ

・積み下ろし用の単管パイプが通るように。

細かい作り方はこちら

枠組み編

枠組みは全部3cm×4cm材で組みました。
柱自体の強度は不安ですが面で支えるので大丈夫です。

こういう小屋は柱で強度を出さず4面で強度を出すやり方が頑丈で、かつ簡単です。

枠組みの作り方

・軽量化で3cm×4cm材で骨組みを作る。

・強度UPのため角は2×4材を使用。

・ボンドとビスでパネルを固定。

・2×4材工法

細かい作り方はこちら

断熱編

グラスウールの断熱材も安いですが、水(湿気)に弱く1回やられるとそのまま断熱性能が下がります。

運転で使うことも考えてスタイロフォームにしました。
スタイロフォームは水に強く、軽く、面の強度も出るかなと。

断熱材のやり方

・湿気に強いスタイロフォームに決定。

・強度と断熱性能を出すため厚み4cm。

・なるべく同じサイズになるように設計。

・断熱材の余りが出ないように工夫。

細かい作り方はこちら

外壁下地編

厚み12mmのものを使いたかったですが、軽量化で9mmにしました。

継ぎ目や隙間も防ぎながら、タイベックの透湿防水シートを使用しました。

外壁下地やり方

・構造用合板9mmで下地を作る

・隙間はパテ埋め

・透湿防水シートで覆う。

・継ぎ目や角は防水テープ

細かい作り方はこちら
(ガラス窓も取り付けました)

外壁編

ここは本当に悩みました。
外壁は1番目立つ箇所ですが、板張りのログハウス風にしたくて板張りにしました。

本当は合板とかで色を塗るだけが楽ですが…隙間コーキングしたり工夫してみました。

外壁のやり方

・板張りに決定。

・切れ目を入れるだけのツギハギ風に決定。

・窓部分はコーキング+木枠。

細かい作り方はこちら

屋根編

前回1個目のキャンピングカーを作るとき、屋根を平らにして水が溜まるという….事件が起こり、今回は三角屋根に。

傾斜をつけるだけ、防水性は格段にUPします。

ホームセンターに売ってるオンデュリンの屋根材と天窓を使用しました。

屋根のやり方

・防水を考えて三角屋根に。

・オンデュリンの屋根材に決定。

・光を入れたくて天窓も1つ作る。

細かい作り方はこちら

窓編

窓はとにかく増やしました。
両側に窓を作り、風の通りと光を意識しました。

木窓も自分のやりたい柄全部やれて満足です。笑

窓のやり方

・木窓を作る

・オルテガ,ヘリンボーン,ツギハギ風の窓を全部自作。

・防水を考えてT1ベニヤも使う。

細かい作り方はこちら

内装板張り編

迷いましたが、せっかくなら自分の好きな内装にしようということで、全部板張りにしました。

壁紙や漆喰にするばもっと安くできますが、板張りはやっぱり最高ですよ。笑

内装のやり方

・全面板張りに。

・床&天井と壁板の色味を変えることで板の圧迫感をなくす。

・隙間は最後角材で隠すことで、簡単かつ仕上がりも良い。

細かい作り方はこちら

ロフト編

寝室は据え置きで使える場所が絶対楽。ということでロフト寝室を作りました。

階段は収納にして、ロフトしたスペースは小部屋にしました。

ロフトのやり方

・骨組みは黒く塗装し、床材と同じ板で圧迫感を減らす。

・階段は収納に。

・ロフト下は書斎のような小部屋にする。

細い作り方はこちら

キッチン編

使いやすさを重視しなるべく大きめにしました。

タンクも外に設置できるようにして、使いやすさも重視。

キッチンのやり方

・キッチンテーブルは大きめに。

・シンク、冷蔵庫つきで快適に。

細かい作り方はこちら

冷暖房編

車の中なので、冷暖房は必須ですね。

■冷房


断熱を入れたり木製なので、普通の車よりは涼しいですが、空気がこもり夏は灼熱になります。

なので家庭用のクーラーを設置しました。

細かい作り方はこちら

■暖房編

中華のFFヒーターなので1万円ほどで購入しました。
灯油で燃料&電力コスパもすごいいいので、1日中使えます。

細かい作り方はこちら

費用の内訳

ゆうだい

トラックも入れて予算内の100万円に収まりました!!!
もっと節約はできたけど、長持ち&こだわって贅沢もしました。

総費用や内訳はこちら

まとめ

キャンピングカーというと、めちゃくちゃ複雑な感じがしますが、あくまで木製の小さい小屋です。

自分で作ることで、好きな位置に収納を作ったり、色味を変えたりできて、自由度が高いです。
迷うこともあると思いますが、後で修正できるのもDIYのいいところ。

とりあえずやってみるのをお勧めします!!!

大変な部分もありますが最高に楽しいです。僕のを参考に作ったよ!作るよ!って方いたら、ぜひ写真でも送ってください。笑

こういうブログを書いていてよかったなと元気が出るので、写真待っております。

➡︎キャンピングカー作りなどでメインで使ってる工具もまとめました。

⬇︎僕が1番参考にした雑誌⬇︎

「DIYで軽トラを10倍楽しむ本」(こちら)

写真付きで細かく解説してくれてるので、分かりやすいです。

実際の寸法などものっていて、作るのに1番参考になりました。

今ならKindle無料キャンペーンをやってるので、上記の本も0円で読めます。

これ以外にもDIY雑誌も豊富にあるのでオススメです。僕は無料キャンペーンで読みあさり、気に入ったものだけ何冊か購入しました。笑

僕を参考にしてくれた車を紹介

最後に、僕の車を参考にしてくれた方の車をご紹介します。

キャンピングカーの作り方というマニアックな記事でも、読んでくれて実際に作っている方がいるのは…感動です。笑

親切に連絡してくれた方もありがとうございます。

人の車を見るのが楽しすぎて、詳しくインタビューもしました。

制作期間や費用、こだわりポイントも聞いてきました。

特に後悔した点(次作るならこうする)は、めちゃくちゃ参考になると思います。

今後作る方は記事を是非みて見てください。
(作る予定のない方も雑誌感覚でどうぞ!!!)

不安な方は、プロに任せるのもあり

作り方を紹介しましたが、時間の関係もあり、皆がキャンピングカーDIYできるわけではないと思います。

そもそも、自分で出来るのか不安な方も多いと思います。

時間換算すると結構な時間をやっているので….
プロにやってもらうのも、選択肢としてありです。

内装だけは自分で作るとか、そんな方法もあります。(僕は全部自分でやりたくなっちゃうが…)

しかも業者といっても、そもそもどこに頼めばいいのか分からないと思いますが
「ゼヒトモ」では近くの職人を簡単に見つけられます。

ゼヒトモとは…
高い専門性を持った「プロ」と、あなたの気持ちをAIの力でつなげるサービスです。

簡単にいえば「家の近くでプロを見つけてくれるマッチングしてくれるサービス」なので、探す手間も省けます。

事前に費用の確認もできて、質問なども無料で出来るので、是非活用してください。

僕も全部自分でやろうとせず、色々と頼む人間になっていこう。笑

近くの職人を探す

川瀬悠大(28)

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