1トントラックを納車したのでキャンピングカー(モバイルハウス)を本気でDIYしていきます。
・車体サイズは幅1690mm×長さ4605mm
・ロングなので荷台サイズは2735mm×1600mm
・ローダブルタイヤ(後ろのタイヤが2個ずつで荷台が少し低め)
・1トンまでOK。
トラックはマットグリーン色に塗装したので、緑色です。
そして今回は「2号機」です。
初号機の経験や失敗も踏まえて、作りました。
(⬇︎初号機の動画はこちら⬇︎)
2回目だからこそわかる方法などもあるので、費用から作り方まで、徹底解説します。
土台や屋根など、カテゴリーごとに詳しく記事を書いているので、見てみてください。
Contents
「モバイルハウス」とは
モバイルハウスについて簡単偽説明します。
(作り方だけ見たいよって方はスクロールして作り方だけを見て下さい)
・名前の通り動く家。
・トラックに小屋を乗せるだけなので荷物という認識
(積載物になるため、車検の時は下ろす必要ああり)
・荷物なので積載の法律範囲内。(下記で解説)
動く家と言ってますが、キャンピングカーですね。
ただ、法律上荷物になるためキャンピングカー登録などの必要もなく
自作で作ってる方が多くて小屋みたいなので乗ってる。
みたいなイメージなのでモバイルハウスという括りにしてます。
✔︎皆が気になる、取り外し方はこちら
1トンラックの積載条件
・重量は1000kg(ロングタイプなので1t)
・幅はトラック(車体幅)からはみ出しては行けない。
→1690mm(車体幅はサイドミラーは含まれない)
・長さは車体の長さ×10%は後ろにはみ出してOK。
→車体の長さ(全長)が4605mmなので約46cmほど後ろにはみだせる。
荷台が2735mmなので土台長さはMAX3195mm。
・高さは地上から3.8mまでOK。
→荷台高さが770mmなので3030mm(3mちょっとはOK)
キャンピングカーの作り方
■「DIYで軽トラを10倍楽しむ本」(1番参考にした雑誌)
写真付きで細かく解説してくれてるので、分かりやすいです。
今ならKindle2ヶ月無料キャンペーンをやってるので、0円で読めます。
これ以外にもDIY雑誌も豊富にあるのでオススメです。
写真付きでなるべく細かく解説していきます。
(細かいやり方はページをクリックすると読めます)
土台編
土台部分は積み下ろし用のパイプが通るように、パイプ穴ができるように設計しました。
ただ軽量化も課題なので、3cm×4cm材で骨組みを組みました。
でも床なので厚み12mmの合板で強度も出しつつ、軽量化しつつ頑丈な作りを意識しました。
・3cm×4cm材で骨組みを作る。
・断熱材はスタイロフォーム厚み4cm
・12mm合板と5.5mmT2(耐水)ベニヤ
・積み下ろし用の単管パイプが通るように。
細かい作り方はこちら
枠組み編
枠組みは全部3cm×4cm材で組みました。
柱自体の強度は不安ですが面で支えるので大丈夫です。
こういう小屋は柱で強度を出さず4面で強度を出すやり方が頑丈で、かつ簡単です。
・軽量化で3cm×4cm材で骨組みを作る。
・強度UPのため角は2×4材を使用。
・ボンドとビスでパネルを固定。
・2×4材工法
細かい作り方はこちら
断熱編
グラスウールの断熱材も安いですが、水(湿気)に弱く1回やられるとそのまま断熱性能が下がります。
運転で使うことも考えてスタイロフォームにしました。
スタイロフォームは水に強く、軽く、面の強度も出るかなと。
・湿気に強いスタイロフォームに決定。
・強度と断熱性能を出すため厚み4cm。
・なるべく同じサイズになるように設計。
・断熱材の余りが出ないように工夫。
細かい作り方はこちら
外壁下地編
厚み12mmのものを使いたかったですが、軽量化で9mmにしました。
継ぎ目や隙間も防ぎながら、タイベックの透湿防水シートを使用しました。
・構造用合板9mmで下地を作る
・隙間はパテ埋め
・透湿防水シートで覆う。
・継ぎ目や角は防水テープ
細かい作り方はこちら
(ガラス窓も取り付けました)
外壁編
ここは本当に悩みました。
外壁は1番目立つ箇所ですが、板張りのログハウス風にしたくて板張りにしました。
本当は合板とかで色を塗るだけが楽ですが…隙間コーキングしたり工夫してみました。
・板張りに決定。
・切れ目を入れるだけのツギハギ風に決定。
・窓部分はコーキング+木枠。
細かい作り方はこちら
屋根編
前回1個目のキャンピングカーを作るとき、屋根を平らにして水が溜まるという….事件が起こり、今回は三角屋根に。
傾斜をつけるだけ、防水性は格段にUPします。
ホームセンターに売ってるオンデュリンの屋根材と天窓を使用しました。
・防水を考えて三角屋根に。
・オンデュリンの屋根材に決定。
・光を入れたくて天窓も1つ作る。
細かい作り方はこちら
窓編
窓はとにかく増やしました。
両側に窓を作り、風の通りと光を意識しました。
木窓も自分のやりたい柄全部やれて満足です。笑
・木窓を作る
・オルテガ,ヘリンボーン,ツギハギ風の窓を全部自作。
・防水を考えてT1ベニヤも使う。
細かい作り方はこちら
内装板張り編
迷いましたが、せっかくなら自分の好きな内装にしようということで、全部板張りにしました。
壁紙や漆喰にするばもっと安くできますが、板張りはやっぱり最高ですよ。笑
・全面板張りに。
・床&天井と壁板の色味を変えることで板の圧迫感をなくす。
・隙間は最後角材で隠すことで、簡単かつ仕上がりも良い。
細かい作り方はこちら
ロフト編
寝室は据え置きで使える場所が絶対楽。ということでロフト寝室を作りました。
階段は収納にして、ロフトしたスペースは小部屋にしました。
・骨組みは黒く塗装し、床材と同じ板で圧迫感を減らす。
・階段は収納に。
・ロフト下は書斎のような小部屋にする。
細い作り方はこちら
キッチン編
使いやすさを重視しなるべく大きめにしました。
タンクも外に設置できるようにして、使いやすさも重視。
・キッチンテーブルは大きめに。
・シンク、冷蔵庫つきで快適に。
細かい作り方はこちら
冷暖房編
車の中なので、冷暖房は必須ですね。
■冷房
断熱を入れたり木製なので、普通の車よりは涼しいですが、空気がこもり夏は灼熱になります。
なので家庭用のクーラーを設置しました。
細かい作り方はこちら
■暖房編
中華のFFヒーターなので1万円ほどで購入しました。
灯油で燃料&電力コスパもすごいいいので、1日中使えます。
細かい作り方はこちら
費用の内訳
トラックも入れて予算内の100万円に収まりました!!!
もっと節約はできたけど、長持ち&こだわって贅沢もしました。
総費用や内訳はこちら
まとめ
キャンピングカーというと、めちゃくちゃ複雑な感じがしますが、あくまで木製の小さい小屋です。
自分で作ることで、好きな位置に収納を作ったり、色味を変えたりできて、自由度が高いです。
迷うこともあると思いますが、後で修正できるのもDIYのいいところ。
とりあえずやってみるのをお勧めします!!!
大変な部分もありますが最高に楽しいです。僕のを参考に作ったよ!作るよ!って方いたら、ぜひ写真でも送ってください。笑
こういうブログを書いていてよかったなと元気が出るので、写真待っております。
➡︎キャンピングカー作りなどでメインで使ってる工具もまとめました。
⬇︎僕が1番参考にした雑誌⬇︎
「DIYで軽トラを10倍楽しむ本」(こちら)
写真付きで細かく解説してくれてるので、分かりやすいです。
実際の寸法などものっていて、作るのに1番参考になりました。
僕を参考にしてくれた車を紹介
最後に、僕の車を参考にしてくれた方の車をご紹介します。
キャンピングカーの作り方というマニアックな記事でも、読んでくれて実際に作っている方がいるのは…感動です。笑
親切に連絡してくれた方もありがとうございます。
人の車を見るのが楽しすぎて、詳しくインタビューもしました。
制作期間や費用、こだわりポイントも聞いてきました。
特に後悔した点(次作るならこうする)は、めちゃくちゃ参考になると思います。
今後作る方は記事を是非みて見てください。
(作る予定のない方も雑誌感覚でどうぞ!!!)
こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
(YouTubeも現在140,000人突破)