「倉庫の中に家作る」数年かけて作った秘密基地の全記録|家作りの製作過程を紹介

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川瀬悠大

こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
(YouTubeも現在140,000人突破)

秘密基地を本気でDIY。倉庫の中に部屋を作る!!構想や作り方を解説。

とうとう山開拓が始動し、まずは子供の頃から憧れていた秘密基地を本気でDIYします。

秘密基地を本気でDIY

構想

・空き倉庫の中に部屋を作り住めるようにする。
(倉庫の中に四角の部屋(箱)を作るイメージ)
・倉庫を半分に区切り、奥を部屋/手前は工房にする。
・庭にデッキなども作る予定。

構想はこんな感じです。
変わるかもですが、基地っぽい感じにします。

倉庫は使ってない空き倉庫を活用します。

倉庫サイズ…10m×4.5m(木造+トタン外壁)

①倉庫を修理

やはり、DIYは準備が必須。
ということで、まずは大掃除です。。。。笑

掃除

最初はこんな感じ↑(実際はもう少し汚い)

基本1人でDIYしてるので、中々の重労働。w

途中からハイになったりして、なんとか全部外に出しました。

鉄板が重かったですが、筋トレと思えば楽しめました。

廃材やパレットも多く、使えそうなものは薪にしたり活用します。

柱の補強

外壁が壊れているところは雨などが当たるので、柱が部分的に腐ってます。

腐ってる部分は補強していきます。

倉庫に元々着いてるボルトなどは活用して、廃材で補強していきます。

あ。。あくまで素人DIYなので、その辺は暖かい目でよろしくお願いします( ^∀^)

窓・外壁取り付け

昔ここに窓がったみたいですが、劣化で壊れたままになっていました。

ブルーシートで守ってましたが、ここから雨が入ったり外壁(トタン)も部分的に剥がれてました。

廃材の窓を手に入れたので、そのサイズに合わせ
窓枠の形を小さくします。

それ以外の穴?は外壁で囲います。

ちょうど柱と同じ太さの木材がいっぱいあるので、合わせやすい。

T字にして、強度も高めます。

少し大きめにカットして、ハンマーで入れるとピッタシになります。

川瀬悠大

ハンマーで木材をあらかじめ木打ち(叩く)すると
1時的に小さくなり、入れやすくなるよ。

水分のついた雑巾?とかで拭くと木は元のサイズに戻るので、強度が上がります。

そして窓をはめ込みます。

釘で固定するだけです。

(窓の取り付けの詳細はこちら)

そして、それ以外の穴は外壁材で囲います。

外壁材を固定しやすいように、何箇所か木材を入れます。

ん〜。味といえば味ですよね。。笑

このつぎはぎな感じも後々いい風味になるはずです。笑

今のところは雨の浸水もなく安心。
コーキングもしました。

②土台&床をDIY

ブロック直置き工法

・コンクリートブロックの上に合板をのせる

・固定方法はコンクリートネイル(釘)

・合板を2枚重ね(厚み27mm)床材に。

・OSB合板を仕上げ材に。

詳しい作り方はこちら

 

③倉庫を半分に区切る

手前側は工房にするので、完全に区切ります。

元々ある柱(上の方)を利用し、数本柱を入れ区切ります。

叩きながらピッタシサイズで入れ、斜めにビスを打ちます。

L字金具などで補強するとよりgoodですが、合板をつけたりするので僕はこのままで。

 

部屋の外壁完成

部屋側はOSB合板。
手前側は廃材の板でログハウス風に。

下の写真の手前が工房になる予定なので、しっかり仕切ります。

凹凸加工がある板をビスで固定していきます。

昔はビスを隠すのに必死にしてましたが
意外とビスは気にならない説。

廃材ということで無料でもらいましたが、めちゃくちゃ使いやすくかっこいい板。

一人で4m以上の板の固定は、なかなか大変でした。笑

左右の板の高さが合うように
最初の木材はしっかり測りやりました。

④合板で箱型の部屋を作る(2×4材工法)

(これ倉庫の中です)

2×4材工法

簡単に説明すると面で支える工法のこと。
柱などで強度を保つというよりは面で支える箱型のやり方。

海外などでは家作りにもよく使用される。

以前キャンピングカーを作った時も2×4材工法で作りました。

初心者の方でも作りやすくDIYで小屋などを作ってるほとんどの方はこのやり方です。

倉庫の柱を利用し、OSB合板(厚み15mm)を固定していきます。

倉庫の柱を利用することで、材料費の節約&倉庫自体の強度も上がります!

今回は15mmを使用してますが、普通の合板12mmなどでもOK。
厚い方が強度はUPしますが。

(ネットでも売ってますがホームセンターだと1枚1000円ちょっとです)

角は端材などをで取り付けるための木材もつけます。

内側から合板をつけるので、こういった木材は重要。↑

合板などを固定する前に電気の線を出しておくと楽です。

あとは箱型になるように、上の柱まで合板をつけていく。

ビスで固定していきます。

今更ですが、絶対にインパクトドライバーは必須工具です。

一旦全部張りましたが、部屋の中が暗くなる…
ということで大きめの窓をつけることに!!!

ついでに、部屋から出てすぐ倉庫を出れるようにドアもDIYしました。

→詳細はこちら

✔︎元々の柱を使用し合板で箱型に。

✔︎柱を入れ、半分に区切る。

⑤天井材を取り付ける

まず、天井は屋根の形に合わせ三角にするか
箱型の四角にするか迷いました。。。

箱型の屋根にした理由

・倉庫は年季もあり三角屋根にすると柱などが剥き出しになるので、隠すために四角に。

・簡単だから。

・強度も上がるし、上は後々ロフトにできるから。

などの理由で四角形にしました。
まあ簡単そう。っていう理由が1番かも。。笑

元々ある柱を利用し、2×4材で補強材?をつけていく。
(天井材を固定するための材)

金具をつけた方がいいのですが、節約で斜めにビスを打ち固定しています。

まあ上に乗るわけではないので強度的にも大丈夫。なはず。w

気持ち多めに固定しました。4.5m幅で10本ちょっと。

実際もっと少なくてもいいかも。

ただ一人で長さ4m以上の板を天井に固定するのは至難の業。。。

ということで、壁に2×4材を打ちつけ、そこに天井材を入れて固定することに。
(補助の役割)

補助材を活用しながら、なんとか1人でビスで固定していきます。

凹凸加工がある板なので、ピッタシはまります。

こういう板は、釘などが見えないように凸部分に斜めに打ち固定したりするのですが
そんな目立たない。ということで上から普通にビスで固定してます。

実際、等間隔にビスを止めてるとあまり目立たないです。

格闘すること数時間。。。

達成感あり。。笑

それにしても天井板張りで一気に部屋感が増しました。

ちなみに元はこんな倉庫ですからね。。。
(誰か褒めてww)

✔︎天井材は凹凸加工のある板材。

✔︎2×4材を打ちつけ、そこに固定。

✔︎角やフチは後で木材で隠す予定

⑥内壁を完成させる

2面OSB合板(床含む)
2面漆喰風塗料
2面板張り(天井含む)にします!

今はOSB合板5面、板張りが1面(天井)です。

板張り(壁1面)

天井の板材と同じもので壁1面に固定していきます。

取り付け方は同じでビス!!!笑

コンセントの線は取り付ける前に出しといたほうが楽です。
(後から取るのはしんどい…)

ちなみに天井と(貼り方?)向きも同じです。

とりあえず窓の高さまで貼り窓枠のはみ出た部分だけ、ジグソーでカットしていきます。

最初から計算するのが1番ですが、後からはみ出た部分カットは楽です。
+窓枠を後で取り付ければ、カットが失敗しても目立ちません!

重力の力はすごい。。。
天井より数倍楽です。。。

しかも窓枠高さとピッタシになり、運がいい。。笑

最後の1枚は少し隙間がでましが、角材をフチに入れ隠す予定。

 

隙間なく。というよりは隙間できたら隠そう!!
という気持ちがDIYには大事ですね。
(隠さなくてもいい)

漆喰風に(壁2面)

MORUMORU

漆喰風塗料
・手で塗れて、練り済みのためそのまま塗れる。

初心者の方でも簡単に塗れます。
手で塗るので、良い感じの模様ができてオシャレになります。

→塗り方などの過程はこちら

窓×ドアの取り付け

(ちなみに合板を貼る前に「窓枠の下地材」は作成しておく)

光の関係上窓をもう1つ取り付けることにしました。

やっぱり。太陽光は大事。

 

→詳しい作り方はこちら

部屋から出てすぐ外に出たかったので
部屋の入り口付近にドアをDIYしました。

こちらの作り方も上記の記事に記載してるので
気になる方はご覧ください。

部屋の角フチに角材を取り付ける

独学DIYなので、やはりどうしてもフチに隙間ができたりします。

(特に漆喰などもフチギリギリに綺麗に塗るのも難しい)

ということで、隙間はできる前提でDIYしていました。
その前提のおかげで、フチは適当にやれて気持ち的にも楽でした。

なので、その隙間を角材で隠します。

隠すといっても、部屋の雰囲気を締める役割もあります。
一般の家にも床と壁の間に「巾木」というものがありますしね。

3cm×4cm材で隙間も隠すことにしました。

一般的にはもっと厚みが薄いものを使ったりしますが
ログハウスというか木の家っぽくしたいので、角材でやります。

窓枠にも塗ったBriwaxのチークで塗装。

色々な色を使うより
部屋の中で3色ぐらいにした方がガチャガチャせずいい感じに。

(センスある方は色々な色を使ってもいいですが)

1日乾燥させたら、ビスで固定していきます。
(briwaxはすぐ乾くので実際1日乾燥しなくてもすぐ使える気もする)

床、壁、天井のフチも全部角材を取り付ける。

黒色に塗ろうか迷いましたが、briwaxのとチークで正解だったな〜。

ビス隠しも昔はよくしてましたが
意外と気にならないということを知ってから…

堂々とビス止めしてます。(笑)

床と壁1面塗装

内装は完成!と言いたいところですが
OSB合板の色に飽きてきたので、塗装することに。笑

飽き性なので、DIYしてる最中に飽きてしまいました(笑)

漆喰の白と木の板を目立たせるためにも、濃い色で塗装することにしました。
(全体的に色が薄めで似てたので)

まずはやすりで磨きます。

DIYしながら床も汚れましたからね。。

角材もつける前に塗装すれば楽だったのですが
角材をつけてから、塗装したい!ってなったので…泣

順番通りにちゃんとやるのは、本当に難しいですね(T . T)

なので、二度手間?ですが角材を養生テープで守ります。

順番がおかしくても、やりたいようにやれるのがDIYのいいとことではありますがw

ワトコオイルのエボニーで塗装していきます。

色が濃く、塗りやすいのを探して「エボニー」にしました。

briwaxなどワックス系は広範囲を塗るのは面倒なので、液タイプがおすすめ!

ハケでも塗れますが、広範囲を塗るときは絶対コテバケです。

ローラーでも塗れますが、勢いよく塗ると飛び散ったりするので
僕はコテバケをいつも使ってます。

ちなみに、塗る部分だけをワンタッチで取り替えれるので
汚れてきても何回も使えます。
(洗うので何回も塗れますが)

床も同じ要領で塗ります。

先に隙間など目地をハケで塗り、一気にコテバケで塗リました。

床なので、後戻りできないのでこういうやり方で塗りました。

当たり前ですが、塗った場所を踏めないので。笑

ワトコオイルはステイン材で保護材にもなるので
表面も少しツルツルにいい感じ。

塗料が乾き切る前に、養生テープも外しました。

⑦ロフトを作る

箱型で作ったので、収納が全くない。。。

布団が入り口から見えるのも、なんか嫌だ。。。

ということで、ロフトを作りました。

構想

部屋の中に小型の部屋を作るイメージ。
ロフト(上)ではベットを置く
その下は収納部屋に。(ウォークインクローゼットみたいな)

→詳しい作り方はこちら

制作の動画を見たい方はYouTubeをご覧ください。

外壁や屋根などの塗装はプロに依頼するのもアリ

今回は穴の空いている倉庫だったり、お金もかけたくないので全部自分でやりました。

家を改修したりする場合、特に重要なのが「外壁と屋根」です。

そういった部分だけプロに依頼して、やれるところはDIYというのも手です。

全部やりたい気持ちもありますが、時短とお金をかけるところはかけた方が、意外と後で損しないです。
…とか言いながら自分で無理してやっちゃうタイプw

プロヌリなら700社の中から合う会社を紹介してくれるので、オススメです。

外壁、屋根塗装は普通の家でもずっとやっていないと、どこかしら不具合が出てくるので、是非やってみてください。

この記事を書いた人
川瀬悠大(28)

DIYオタク/ソロ/キャンプ/登山/自然が好きな引きこもり

独学でDIYを始め、DIY系のYouTubeも現在140,000人
2年でキャンピングカーを2台作ったり山で秘密基地を製作中。
(安さ重視で工具を選んだ記事はこちら

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