キャンピングカーはとても快適なのですが、狭い分暑くなるのも早いです…
ということで、キャンピングカーに家庭用エアコンを設置してみました。
家につける場合も同じやり方なので、参考になれば嬉しいです
(家の方が揺れも、スペースも気にしなくていいので、簡単。)
Contents
エアコン設置DIY
Q.そもそも素人がエアコン取り付けれるの?
結論から言うと、取り付けれます。意外とやり方もシンプルです。
ただ今回は初めてということで、色々な失敗もしてます….
失敗した点、工夫した点も全部公開していきます。
使用したエアコン
・2.2kWの6畳タイプ
・木材に合うブラウンタイプ
もちろん、施工なしのタイプですが購入するときに+1〜2万円で施工もしてくれるサービスもあります。
キャンピングカーに取り付けてる人は、アイリスオーヤマにしてる人も多いですね。
・エアコン本体
奥行き230mm、高さ250mm、幅795mm
・室外機
奥行き240mm、高さ530mm、幅660mm
キャンピングカーに設置するエアコンの選び方
✔︎エアコン本体のサイズ(なるべく小さめ)
✔︎室外機のサイズ(なるべく小さめ)
✔︎パワー、消費電力
この3点が特に重要ですね。
今回は外部電源での使用を考えているため、サイズ(上の2点)を重要視しました。
キャンピングカーなので、エアコンの奥行きが狭いものにしました。奥行きがあると圧迫感が出るため。
室外機は外に置くので、そこに収まるサイズ。なるべく高さを小さめに。
自分に合ったサイズを探しましょう。
スペースがない場合は、幅を小さめのものに。
僕みたいに、ドアの上につける場合は奥行きを狭めに。
2,2kWの6畳タイプなのでパワーも十分で、真夏でも数分で快適温度になりました。
エアコンの取り付け方
エアコンとは別に配管セットを購入しました。
これがあれば、追加で購入するものはなしです!
初めての方や、1個ずつ集めるのが面倒だって方は「配管セット」がおすすめ。(価格も割高ではない)
①ケーブルを接続する
エアコン本体と室外機はVFFケーブルで接続します。
もちろんこれも全部配管セットに含まれてます。使うもの全部入ってるので安心です。
エアコン前面を開けて、ケーブルを繋げるボックスの部分をドライバーで開けます。
ここにケーブルを繋げるだけです。
説明書に何cmでカット、剥くと記載されてるので、その通りに膜を剥いて接続します。
ケーブルが裸にならないように、しっかりと測ってやりましょう。ちょうど入るサイズになってます。
ケーブルは裏から通しておきます。
室外機は後で長さを測ってから接続するので、長めに残しておく。
②背板を固定する
早速ですが、本体を固定しておきます。
実際は天井と壁とスペースを確保しますが、車なのでお許しを。
背板があるので、それを壁に取り付け、本体をその背板とカチッと接続するだけで固定ができます。
ビスでしっかりと固定します。色々な穴がりますが、固定できれば…OKですね。
この穴から何cmとか書いてあるので、本体サイズもわかりやすいです。
③穴を開ける
エアコンの正面から見て右側から出す方が簡単そうだったので、そのまま出します。
なので、(写真で見ると左側に)穴を開けます。
65mmの穴を開けてくださいと書いてあったので、友達にホールソーを借りてきました。
ない場合は、ホームセンターなどでレンタルするか、今後も使う場合は買うのもありです。(貸してくれる人いなかったら僕も買ってたな….w)
④配管を接続する
おそらくこの部分が1番大変というか、初めてだとわからない所ですね。
穴から出すので、先に断熱テープでまとめておきます。(断熱テープも配管セットについてます)
銅管2本、ドレンホース、ケーブルの4本
(ケーブル以外は元々ついてます)
この時銅管には断熱を巻いておくと、湿気が出にくくなるのでおすすめ。
これを先ほどの穴に入るように、エアコンを固定します。
元々ついてる銅管と、配管セットもフレア加工されているので、そのまま接続できます。
ナットをきつく締めるだけです。
大小のサイズで2本あるので、わかりやすいと思います。
3mタイプなので、少し長いので、室外機の場所に合わせカットします。
今回はヤフオクでエアコン取り付け工具セットを1000円でレンタルしました。
真空引きや、エアコンを取り付け際に使う工具,道具が一式入ってます。
レンタルが4日間とかついて1000~2000円なので、買わずにレンタルがいいと思います。
そのセットの銅管をカットする道具を回しながらカットします。
直線的に直角にしっかり切れる様に、ゆっくりやります。
ネジを閉めて回すを繰り返し40秒ほどでカットできました。
カットした場所はバリも出るのでバリ取りできれいにします。
バリは後々故障の原因となるので、しっかり除去しましょう。
最後にこの右側の工具でフレア加工します。
フレア加工とは…
室内機と室外機を接続する時に接続する箇所ををラッパ状に広げること。しっかり加工しないと、ガス漏れの原因になる。
このようにラッパー状にすることで、しっかりと接続されます。
上記のフレア加工は大きなミスをしております。
フレア加工する前にナットを入れましょう。後で入れれません。(当たり前ですが失敗しました笑)
こういう凡ミスは萎えますが、失敗すると知識もどんどん増えていく気もして、良しとしましょう。(言い聞かせ)
DIYあるあるですね。萎えながら楽しみましょう。
⑤室外機と接続する
あとは、室外機と接続するだけです!!!(後少し!!)
ドライバーで室外機のカバーを外す(右側にあります)
壁があるのでやりにくいけど、車で限られてるので仕方ない。
大小の太さが違う銅管を合う方に、そのまま取り付けます。
ちなみに固定する工具も全部レンタルセットに含まれてます。
銅管2本をつなげたら、室内機からきてるケーブルもつなげます。
ケーブルは説明書に書いてある通りの寸法で剥いて、接続します。
この時長めに剥いてしまうと、電線が外に出て危険なため寸法通りに。
1本1本しっかりと奥まで差し込みます。
接続する場所を真正面から見ると、ちゃんと入っているかも確認できます。
最後にカバーも取り付け完成です。
⑥真空引きをする
故障の原因になる可能性があるため、真空引きをします。
新品で室内機との距離も近いため、真空引きなしでもOK!と言っている方もおりますが、確かな情報ではないので、。真空引きをします。
これもレンタル品のセットなのでご安心を。
感覚的に組み立てられましたが、レンタルセットに説明書も書いてるので、それ通りに組み立てます。
真空引きの線を室外機にも接続し、電源を入れて「真空引き開始」
0.1になるように、15分ほど待ち、その状態でまた15分ほど待ち、完成です。
本当にできているのか?と不安になりますが、しっかりとできていました。
これも説明書に書いてあります!
⑦ガス充填して完成
あれ….風が出るけど冷風が出ない…..
はい。ガス充填をしてなかっただけでした。笑
外のナットを外し、六角で反時計回りにして、やっと冷風が出ます。
これもレンタル品の説明書に書いてありました(親切)
この動作を忘れると冷風が出ないので、焦らず回しましょう。笑
これで家の場合のエアコン取り付けは完了です。
⑧室外機の固定
僕は車なので、室外機が落ちないように固定、設置をします。
・室外機の下にビス穴が開いてるので、直接土台に固定。
・裏にも金具を取り付け、ベルトでも固定。
・木材で室外機を覆うように固定。
これで落ちることはない。
金具も使いしっかりと固定しました。
車の室外機は設置場所なども工夫が必要ですね。
⑨穴はパテ埋め
配管を通す穴はパテで埋めました。
パテはエアコン用のパテを使います(これも配管セットに含まれる)
配管もしっかりとフリーサドルで固定し、ドレンホースも地面まで排水がいくように、しっかりと固定しました。
配管自体硬いので、簡単には動きませんが、固定は必須です。
完成
キャンピングカーにも馴染みました。
色々な細かい失敗もしましたが、初めてですが独学でなんとか設置できました。
家などの場合は、室外機の設置もしやすいのでより簡単だと思います。
車ですが、35度の室内も数分で快適温度になる程快適です。外部電源での使用ですが、これはいい。満足です!!!
全部込みで5万円とかで設置できるので、迷ってる方は是非挑戦してみてください。
使用したもの
■エアコン本体 ブラウン
パワー十分、本体サイズ小さめ、コスパ良い。
■配管セット
使用する材料が全部入ってます。買い足すものもなし。
■真空引きセット
ヤフオクで4日間レンタルしました。使用する工具全部入ってます。真空引きと固定道具など。
メンテナンスはプロに依頼もあり
今回初めてエアコン設置を自分でやってみました。
感想としては「意外とできる」
ただ、エアコンって目に見えない汚れなどもあり、どうしてもずっと自分でやるというのは不安も残ります。
そんな方はイエコマというサイトで「エアコンフィルター洗浄」「室外機洗浄」を依頼しましょう。
「イエコマ」の面白いなと思ったサービスは、洗浄以外にも配管のパテ埋めや配管テープの巻き直しサービスもあります。
エアコン設置して終わりではなく、メンテナンスしながら頑張りましょう。
こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
(YouTubeも現在140,000人突破)