「1×4材を床材に使う」8畳の木のフローリングを2万円で格安DIY。

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川瀬悠大

こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
(YouTubeも現在140,000人突破)

無垢の木のフローリングって憧れますよね。

でも高いですよね。

でも木のフローリングにしたい。
でもでも、安くDIYしたい!

そんなDIYerの方に朗報です。

1×4材」という格安木材をフローリングの仕上げ材に使ってみた!!

1×4材とは…
・ホームセンターならどこにでも売ってるSPF材。
・幅が8.9cm,厚み1.9cm,長さ約1.8mで、約250円。

※ウッドショックの影響で値上げしていますが、木材の中ではトップクラスに安い板です。

1×4材をフローリング材として格安DIY

基本、フローリングはサネ加工がされている(凹凸)フローリング材を使用するのが一般的です。

でも、今回はなるべく安く(でもカッコよく)したいので、1×4材という安い木材をフローリングの仕上げ材として使います。

実際に大丈夫なのか、数年経った現在の状況も解説します。

必要なもの

費用は23,000円

・1×4材(長さ1.82m)を80本
・床職人ボンド2本
・隠し釘

■1×4材

■床職人(ボンド)

■隠し釘

どうして1×4材を選んだの?

1番迷ったポイントです。

とにかく安くリフォームしたい。でも、シートやマットなどは嫌。
でも木の感じにしたい。

((でも。。。。。))

色々迷った結果…1×4材(長さ1.82m)にしました!

Q.なにと迷ったのか?

安い無垢フローリング材、合板仕上げ、2×4材、1×6材、1×8材など…
候補はいっぱいありました。

Q.なぜ1×4材にしたのか?

無垢フローリング材
1番安いのでも8畳で最低6,7万はかかるので諦めました。泣

合板
1番安く木のフローリングにする方法ですが、木の無垢の感じが出ないので、今回は却下。(合板仕上げもよさそう)

2×4材
厚み(3.8cm)があって、反りづらいので迷いました。
でも今回は下地の上に床材を乗せていくので、高さが合わず却下。

高さが合うなら、2×4材の方が反りづらいし重厚感も出ます。

1×6,1×8材
1×4材より幅がある木材の方が格好いいかな〜と思いましたが、値段が一気に高くなるので却下。

見た目、コスパの関係で1×4材に決定!

8畳の部屋だと3.6mの木材で途中に継ぎ目なしで40列でできます。

ただ、3.6mと長い分反ってる木材が多かったので却下。

✔︎何本必要? 

8畳で約3.5m×3.5の部屋なので、長さ1.8mの木材を少しカットし、1列2本。

1×4材は幅が8.9cmなので、約40列。

よって、80本必要になります。
(よってとか数学の勉強以来に使いましたねw)

よって、1×4材の長さ1.82mを80本購入しました。(約2万円)

フローリングの手順

フローリングをやる前に、壁と天井は漆喰仕上げにしています。

今回は1×4材を使用してますが、2×4材、1×8材…などでも同じやり方です。

フローリング材をカット

木材はホームセンターでもカットしてくれます。

DIYをこれからしていく人は、丸ノコは必須。
というか、のこぎりだけは本当に大変なのでやめましょう。

→安く工具を集めていきたい方はこちらの記事をご覧ください。

木材の数は長さ1.82mの木材が80本です。

1列に2本づつ並べてもいいですが、列ごとに継ぎ目をずらしたいので、カットしました。

【長さ】
・1.82m(そのまま)を40本
・1.7mを20本
・0.85mを40本

意外と、家って真四角じゃないんですよね。。。

歪みはひどい場合は、1列ずつやっていくか、しっかり長さを測っていきましょう。

でも最終的に巾木を付けるので、数mm小さくてもOKです。

何本か、角にハマるように加工もしました。

ボンドと隠し釘で固定

貼る前に、しっかり雑巾で拭きました。

拭いたら、思いの外綺麗なので、この上にそのまま貼っていくことに!

普通のフローリング材はさね加工がされていて、斜めに釘を打っていくのですが、今回はサネ加工もない、1×4材なので工夫が必要です。

ボンドだけでもいけるかな〜と思いましたが、隠し釘で固定してみることに。
(仮釘のような役割もある)

写真で見てもらった方が早いので、ドーン!

これをトンカチで打つ。

このように、圧着をしてくれるので、ボンドの相性が最高にいいんです。

そして最後横にトンっとトンカチで叩くと、釘の頭が飛んで綺麗な仕上がりになります。

Q.隠し釘って地面にやっても危なくない?

釘だし、最後頭を飛ばすので、床に隠しくぎは、不安でした。

でも、実際やってみたら気にならず、足をスリスリしても、釘に当たることもない。
ただ出てくることもあるらしいので、自己責任でやりましょう。

1×4材は反ってる木材も多いので、隠しくぎは絶対あった方が良いですね

ボンドと隠し釘で貼っていくだけです!

ちなみにボンドは普段Titebondを使用してるのですが、フローリングの場合は、ボンドの水分で反ったりする場合があります。

普通のボンドでは、床鳴りの原因にもなります。

なので、床に貼る場合は床専用のボンドが必須

床職人ボンド

迷ったら1番有名な床職人にしとけば、間違いないですね。
8畳で2つ使用したので、2000円ぐらいとコスパもいい。

本当はボンド用のパテやローラーを使って、満遍なく塗った方がいいです。

まあ、適当にやってもしっかりとくっついてくれてます。w

ボンドが固まる前に、隠し釘を何本か打ちます。1本に3,4本打ってます。

反ってる部分などを重点的に打ちました。

反っていても、両側に隠し釘で打てば、なんとなるもんです。

ちなみに、1列ずつ交互にするつもりでしたが、わかりづらかったので2列ずつ交互にずらすように配置しました。

3列ずつでも良かったかも。

1×4材(SPF材)はフローリングの仕上げになる。

・反りは買う前から反ってる場合が多いので、よく見る。
・多少の反りは隠し釘とボンドでなんとかなる。

角に木材を入れる

角部分を加工して入れました。

最後の1列が幅7cmぐらいになったので、木材を縦切り加工しました。

200円で作った丸ノコ定規があれば、木材の幅を狭くカットするのは簡単

真四角じゃないので、微妙に幅をずらして工夫しました。

ドアの部分も、形が歪なので残しておきました。。。w

こういうのは最初にやった方が良かった気がします。
(入れづらくなるので)

斜めに切ったり、幅を変えたり、トンカチで木材を叩いて小さくしてみたり…

なんとか、ハマった!

この瞬間はDIYやってる人ならわかると思いますが…気持ちいんです。笑笑

隠し釘の頭を取る

2,3日乾燥させてから、取ります。

1日で十分だと思いますが、一応ね。

隠し釘の頭(青い部分)をトンカチなどで、横からトンっとやると簡単に取れます。

どうですか?

個人的には気にならないレベル。
よ〜く見ないと、わからない。というか釘すら見えない。

そもそも1×4材は節とかも多いので、より気にならないですね。

ぜんぶ頭を取ります。200個ぐらいw

隠し釘は床にも使えます。
 
・隠し釘は本当に目立たない。
・釘が出て、危ないということはない。

巾木をつける

もともと付いていた、巾木が意外と綺麗だったので再利用します。

家にあったワトコオイルのダークウォルナットで上塗りをしました。

乾燥したら、巾木をボンドと隠し釘でくっつけます。

ちなみに、巾木はtitebondや黄色ボンドでもOKです。

今回は床職人が余ってたので、それを利用しました。

次回は巾木を木から作ってみたいな。

蜜蝋ワックスで仕上げる

タンスや窓枠が濃いめの色なので、床も濃いめにするつもりでした。

でも、木材のそのまんまの感じもいいので当分は本来の色で楽しむことに。

蜜蝋ワックスは色はほぼ変わらないが、肌触りが優しくなるので塗る事に。

エゴマ油と蜜蝋で作った蜜蝋ワックスを塗っていきます。

→蜜蝋ワックスの作り方

キッチンペーパーでこするように塗っていきます。
(いらない服やタオルでもOK)

塗ると、少し艶が出てきます。

触ってもさらさらになり、裸足でもスリスリできますね。

(7列目まで塗った時の写真)

変化わかります?
写真じゃ伝わりづらいですが、少し色も変わります。

床が薄い色ってどうかな〜と思ってましたが、いい感じ!!!w

節とかも無骨な感じで、またかっこいい。笑

1×4材にして良かった

・とにかく安い。
 
・無垢の感じがいい。節や木目が違う感じもいい。
 
・それにしても安いw

まとめ

『1×4材はフローリング材にすることは可能。』
 
費用:23,000円
日数:1週間

8畳のフローリングを木にするには、2万円ほどで出来ました。

丸ノコは使いましたが、工具もほぼ使ってないので、誰でもできると思います。

今のところ、1×4材をフローリングにしても問題なしです。

→2年経ちましたが問題なし。裸足で歩けています。

それにしても、8畳の床を2万で木のフローリングは安すぎますよね。

10万とか余裕に超えますもんね。もちろん、木材の差や細かい差はありますが。

日数1週間としましたが、4日ほど乾燥他ので、実働2,3日。

 

→もっと安くフローリングを完成させたい方は合板仕上げというのもあり。

追記:床材にして4年経ったので、数年使った感想も含めて解説します。

使用したもの

・1×4材(長さ1.82m)を80本
・床職人ボンド2本
・隠し釘

■1×4材

■床職人(ボンド)

■隠し釘

部屋丸ごとDIYの手順はこちら

不安な方は、プロに任せるのもあり

作り方を紹介しましたが、時間の関係もあり、皆がDIYできるわけではないと思います。

そもそも、自分で出来るのか不安な方も多いと思います。

時間換算すると結構な時間をやっているので….
プロにやってもらうのも、選択肢としてありです。

床張りだけは依頼して、家具だけDIYするというのもありです。(僕は全部自分でやりたくなっちゃうが…)

しかも業者といっても、そもそもどこに頼めばいいのか分からないと思いますが
「ゼヒトモ」では近くの職人を簡単に見つけられます。

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簡単にいえば「家の近くでプロを見つけてくれるマッチングしてくれるサービス」なので、探す手間も省けます。

事前に費用の確認もできて、質問なども無料で出来るので、是非活用してください。

僕も全部自分でやろうとせず、色々と頼む人間になっていこう。笑

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この記事を書いた人
川瀬悠大(28)

DIYオタク/ソロ/キャンプ/登山/自然が好きな引きこもり

独学でDIYを始め、DIY系のYouTubeも現在140,000人
2年でキャンピングカーを2台作ったり山で秘密基地を製作中。
(安さ重視で工具を選んだ記事はこちら

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