前回、廃材でウッドデッキを作ったのですが
廃材がまだ余ってるので、ヘリンボーン柄のテーブルを作ってみました。
天板に使用する材料はホームセンターで格安で買える1×4材です。
Contents
「ヘリンボーン柄のテーブルをDIY」

・1×4材長さ18cmを22本
・合板厚み11mm、70cm×50cm
・塗料(briwaxジャコビアン)
<かかった費用>
廃材なので0円(家にあるものだけを使用)
(廃材がない場合でも木材はホームセンターで2000円もあれば手に入ります。)
1×4材の廃材がまだ余ってたので、前から作りたかったヘリンボーン柄のテーブルを作りました。
結構かっこよくできて気に入ってます。
塗料は天下のBriwaxです。
ヘリンボーンテーブルの作り方
今回は合板の上に1×4材をヘリンボーン柄になるようにボンドでくっつけるだけのシンプルな方法です。
めちゃくちゃ簡単ですが、かっこよく初心者脱の中級者のような見た目になるのでおすすめです。
①テーブルのサイズを決め、木材をカットする。(サイズの決め方)

まずは、サイズを決めます。
家にあったローテーブルのサイズが幅70cm×奥行き50cmなのでそのサイズにしました。
あれ、でもヘリンボーンってサイズ決めたはいいけど、1枚1枚の板はどうやって計算するのだろうか。。。
いろいろ悩んだ結果、ヘリンボーン柄になる木材1枚のサイズを適当に決めることにしました。w
あとで調整もできるし、細かい計算しすぎるのも疲れるので。笑
1枚の木材のサイズは長さ18cmにすることに。
なんで18cmにしたのかは
長すぎても、テーブルが大きくなるし、1枚1枚が短すぎると長方形に見えなくなるし。。。
幅が9cmなので長さはその倍の18cmにしました。
1:2ってなんか形も良さそうですしね。うん。
例えば、70×50cmのテーブルなのに1枚の板が長さ50cmとかあったら、ヘリンボーンのように何枚も入れれないですしね。
最低3列ぐらいは置ける方がいいと思います。
はい。僕も悩みました。
この方法が1番正解なのかはわかりませんが、簡単におおよその枚数がわかったのでシェアします。
テーブルの総面積÷1枚の木材の面積=必要枚数
70×50cm=3500c㎡ 3500c㎡÷(9cm×18cm)=21.6….
よって22枚必要になります。
久しぶりの数学で格好つけて、「よって」とか言ってます…
ここの計算がぴったしになるように長さなどを変えたら、無駄なく使い切れます。
多少は余裕を持ってた方があとあと楽だとは思いますが。
ヘリンボーン柄なので、木材が少ないとさみしくなるので、10枚以上は最低でもあった方がいいと思います。
<木材1枚のサイズ>9cm×18cmを22枚
②切った木材を塗装する(briwaxジャコビアン)
くっつける前に塗料を塗ることにしました。
briwaxのジャコビアンで塗りました。
1度塗りのものたたっぷり塗って3度塗りしたものなど、なるべく1枚1枚が違う色になるように塗ってみました。
水性ステインのあとにbriwaxを塗るとより深みが出るので、この方法もおすすめです。

■今回はアサヒペンの水性ステインウォルナットとbriwaxのジャコビアンを使用しました。
アサヒペンの水性ステインは見た目より暗めになるので、ウォルナットでもだいぶ黒っぽい色になります。
③塗った木材を合板にくっつけていく。
では、早速合板にくっつけていきます。
合板は11mmの厚みにしました。
もう少し薄くてもいいとは思いますが、曲がったりするのも嫌なので曲がったりもしない強度たっぷりの11mmにしました。
(節約したい方は9mm,6mmやもっと薄くてもありです)
仮置きするだけで、もう一気に見えてきました。
改めてヘリンボーン柄は大好きだなーと思いました。

そして、仮置きしたところからずれないように1枚1枚裏返してボンドで接着していきます。
(木工DIYにはTitebondがおすすめ)
多少ずらしても味かな〜と思って線は書いたりせずやりましたが
完璧にやりたい方は仮置きして場所が決まったら線で印を書いた方がより綺麗にできます。
ボンドでくっつけたら、重りなどを乗せて圧着していきます。
圧をかけるだけで、ボンドは最強の接着になるのでこの状態で24時間寝かしました。
(数時間でほぼ完璧にくっつきますが)
1枚1枚の板が大きい方がよりくっつきやすくはなります。

④くっついたら余分な部分をカットする。
裏返して70cm×50cmに合板をカットしていきます。
最初から、合板をテーブルのサイズにカットしといてもいいのですが
どうせ、またこのように余分に出てる木材をカットすることになるので、合板は切らずに使用していました。
ここは直角にまっすぐ切らないと、見た目もちゃっちくなるので
200円で自作した丸ノコ定規でカットしました。

裏から70cm×50cmになるように綺麗にカットします。
余分に出てた木材も一緒に綺麗にカットできます。

そして、余分にカットした1×4材をこの隙間部分に埋めていけます。22枚で足りる計算だったので。
適当に貼っていたので多少ずれたりしてるのか、余分にカットされた木材をこの隙間に埋めても、少し隙間ができてしまったので、新しく木材を貼っていくことにしました。

このように、隙間に木材をボンドではっていきました。
最初から無理に合わせるより、最後に裏から丸ノコで切った方が綺麗にできるので。(のこぎりでも可)
そして塗ってなかった木材にBriwaxでまた色を塗りました。

1枚1枚全部違う色ではないですが、何枚かは違った色にもなって統一感もあり、いい感じの色になりました。
⑤最後に枠を取り付けて完成!
最後に枠を取り付けます。
テーブルの厚みが30mm(合板11mm+1×4材19mm)なので3cmの厚みの木材を枠に取り付けることにしました。
厚み3cmの木材を4隅に取り付けますが、今のところネジを1本も使ってないし
せっかくなので、ネジを使わずにダボで取り付けることに。
ダボはマーカーがあると便利です。
こちらのセットがあれば、誰でもダボ継ぎを簡単にできます。
今回は1×4材で厚みが19mmなので8mmのダボにしました。

ちょっと見えづらいですが
テーブルの横側(1×4材部分)にダボを入れ、厚み,幅が3cmの木材と取り付けて枠にするだけです。
このように4本ダボくっつければ枠の完成です!

斜めにせず直角にした方が簡単にできるんですが、素人DIYにはこういう1苦労が大事だと思ってます!
こんだけで見栄えが良くなるなら、やらない手はないですよね。
枠は暗めにしたかったので、水性ステインのウォルナットを使用しています。
枠は同じ色にしたかったので、その塗料だけです。
でも雑にはったりしてたので、隙間がどうしても気になり。。。
パテを入れていきます。
隙間があるとホコリなどがつまり不衛生ですからね。。
マスキングテープをして隙間にパテを入れていくだけです。
でも、パテを入れるとほんの少し隙間が茶色とかパテの色になるので
僕はレジン液というものを隙間に入れました。
食べかすやホコリも入らなくなり、最高ですよ。
で、乾いたら完成です!!!
脚部分は捨てようとしてたローテーブルの足を再利用するつもりです。
よくある質問
Q.テーブルは1×4材でいいの?何がいいの?

今回は廃材があったので1×4材を使用しましたが、なんでもOKです。
ただ、あまり厚みがありすぎると重くなるし、1×4材は安いのでオススメです。
ホームセンターでも1番安い木材だと思います。
もっと本格的にやりたいなら、無垢材などもありですけどね。
Q.合板は11mmで強度は大丈夫か?

11mmあれば十分すぎます。
計3cmあるのでより頑丈です。
ただ、軽量化したい場合は6mmぐらいでもありです。
2mmとかになると、ペラペラしすぎるので心配ですが、木材を綺麗に隙間なく貼れば意外と大丈夫だと思います。
Q.サイズはどのくらいがいいの?

一人用テーブルは幅60cm奥行き40cmは必要と言われています。
なので、それぐらいがベストかなと思います。
木材を1枚長さ15cmにして18枚程度にしたりするのが、1番オーソドックスなサイズだと思います。
ここの長さは好みですね。
ヘリンボーンなので、僕は木材数は多い方が好きです。
まとめ
安物の1×4材でもヘリンボーン柄にするだけで高級感もあるおしゃれなテーブルになりました。
ずっと作りたいなーと思ってたので満足です。
ヘリンボーン柄テーブルは簡単に作れるのでめちゃくちゃオススメです。
最後にレジン液を入れることによって隙間もなくなったので、気にせず使用できますしね。
色ももう少し一つ一つ違う色にしたかったですが、良しとしましょう。
水性ステインとかを先に塗る以外だと、塗料を塗る塗り方を変えると色が変わるみたいです。
例えば、布で拭くのとスポンジやハケで拭くなど。
次回は色々な塗り方をやって、もう少し味を出そうと思いました。
使用したもの
・1×4材長さ18cmを22本
・合板厚み11mm、70cm×50cm
・塗料(briwaxジャコビアン+水性ステインのウォルナット)
<工具>
丸ノコ/ヤスリ/
<かかった費用>
0円(家にあるものだけを使用)
■briwaxジャコビアン
briwaxというだけでどの色でもいい仕上がりになりますが、ジャコビアンはアンティークっぽさもありいい色なのでオススメです。
(briwaxについての記事はこちら)
メジャーなアサヒペンさんの水性ステインです。
ステイン系の塗料は染み込んでいくタイプなので、briwaxを塗る前に塗るとより深みのある色になります。
普段の色より濃いめに作られてるので、ウォルナットは少し暗めの色になってるので、ウォルナットの色にしたい場合はチーク色がオススメです。
■ダボ8mmセット
ダボはマーカー付きのセットがオススメです。
印をつけるマーカーがあれば、簡単にダボができます。
(ビットもついています)
木材を切るにはのこぎりでもいいですが、やっぱり丸ノコ。
DIYにも王者級に必須工具だと思います。
(僕が使用してる丸ノコ詳細はこちら)
コメントを残す