ピザ窯を作るにあたって、必要なものは「レンガ」ですよね。
レンガを使わずにコンクリートやドラム缶を用いて作る方法もありますが
今回はレンガの話なので、レンガで作るピザ窯と仮定します。
Contents
レンガは何がいいの?
まず、レンガといっても。。。
種類が無限にありますよね。
赤レンガ、ベルギー産、スペイン産、黒レンガ、、などなど。

結論から言うと、ピザ窯に必要なのは「耐火レンガ」です!
どうして耐火レンガがいいの?

耐火煉瓦となると、一般的なレンガより高くなるので
僕も結構悩みました。
結果的には耐火煉瓦を使用することになったので、その訳を説明します。
まず、ピザ窯は300度ぐらいまで温度を上げるのが一般的です。
正しく言うと400度ぐらいまで上げると、90秒ぐらいで出来上がるおいしいピザができるのですが。。。
⇨この辺の話はピザの焼き方の記事をご覧ください。
節約DIYerの僕でも、耐火レンガにした理由は
普通のレンガにして、窯がヒビなど割れたりすると
窯として機能しなくなるからです。
やっぱり、一般的なレンガは耐火として作られてるわけではないです。
多少の熱なら、大丈夫ですが
ピザ窯は薪を入れて、火をがっつりつけ、数時間は燃やすので。。。
さすがに普通のレンガじゃ耐えれないと判断しました。
火の温度について。

それでも、300度ほどのピザ窯に
1200度まで耐えれる耐火レンガはオーバースペックな気がして、色々調べました。
はい、節約DIYeyの本領発揮です。笑
無駄なものにお金は使いたくない。
火のことを色々調べると。。。。
・タバコ…850度
・ガスコンロ…1200度
・マッチの発火直後…2500度
火って意外と温度が高いんですね。
え、むしろ1200度の耐火煉瓦じゃ、低スペック?と思うほど。
火の温度といっても、マッチの場合だと発火直後は酸化剤を含んでいたり、一瞬の話ですが。
なので、窯の温度は300度でも、火に直接あたっている部分などは温度が高いので
普通のレンガじゃ絶対に無理だと思ってます。
耐火煉瓦も、1200度といいつつ1500度ぐらいまでは耐えれます。
賞味期限切れって数日なら食べれるよね?理論です。笑
・火は思ったより温度が高い。
・耐火煉瓦でやっとギリギリokレベル。
耐火レンガはどこで買えるの?
耐火煉瓦を選んだ理由は上記で分かっていただけだと思います。
でも、その耐火レンガはどこで売ってるのか?
ホームセンターor通販。
ホームセンター編

僕は耐火レンガをホームセンターで購入しました。
ホームセンターはどの店舗にもレンガは売ってるのですが
耐火レンガとなると、あるとこないとこがあるので
行く前に問い合わせてみるのがいいでしょう。
僕は近くのホームセンター5個中2つ置いてありました。
カーマとコメリです。
ただ、別のカーマになかったので、店の名前と言うより、その場所によると思います。
・近くの店舗にあったから。
・安かった1つ200円
通販編
一番お手軽なのが、通販ですね。
耐火レンガは基本大きめになるので、1つ3~5kgほどの重さがあります。
ホームセンターで購入し、車に積み自宅でおろすとなると重労働です。
200個ほど必要になるので、700kgぐらいになりますからね。。。笑
通販だと、配送してくれて、荷物を下ろすところまでやってくれます。
・女性の方や力に自信がない方。
・そもそも近くに売ってるホームセンターがない方。
どの耐火煉瓦がいいの?種類は?
耐火レンガがいいのは分かったらから。。。。
はい。どの耐火煉瓦がいいのか説明します。
■結論:本物のJIS耐火煉瓦です。
JISで公認されている、本物?の耐火煉瓦です。
何が本物かは、JISで公認して印がついているので
耐火の性能を保証しますよ。というものです。
この世にはパチモンの1200度などに耐えれない耐火煉瓦が売ってるのも実情です。
心配な方は、迷わず「JIS公認の耐火煉瓦」ですね。
■アーチなどが作りたい方は横ぜり型(台形)のレンガ。
横ぜり型があると、アーチ部分が作りやすくなります。
目地部分なども綺麗にしたい方は、こちらの方がオススメ。
アーチ部分が四角のレンガだと、目地が広がってしまいますので。
それでも、僕は面倒くさがりなので、四角形のレンガだけでアーチを作りました。
⇨アーチの作り方はこちら
今もう一回やり直すなら
横ぜり型を使用し、綺麗なアーチを作りますね。。
いやいや、でも普通のレンガでも行けるんじゃないの?
記事も終わりにしようと思いましたが
それでも、普通のレンガでも行けるんじゃないの?って思ってる方へ。笑
あまり大きな声でオススメはできませんが、不可能ではないと思ってます。
実際に赤レンガなどでやってる方もみたことがあります。
(赤レンガの場合1個80円ほど)
多少のひびなどがありましたが
ヒビが入ったら、その都度モルタルなどで補修してるそうです。
まあ、毎回補修したりするのが面倒ではなく、多少の空気もれもOKの方であれば
赤レンガなど安いレンガで作るのもありっちゃありですね。笑
そうすれば、初期費用は安くできます。
維持費は。。。。w
実際、僕は耐火レンガで作ってますが
雨に弱いと言われるピザ窯を屋根なしで置いています。。笑
色々、自分なりに挑戦するのもDIYの楽しさですからね。
■ピザ窯は雨に弱いのか?実体験です。
レンガをくっつけるモルタルは何を使うの?
最後にレンガをくっつけるモルタル?の話も簡単に説明します。
レンガが耐火なので、モルタル?部分も、もちろん耐火にするべきです。
■アサヒキャスター
ピザ窯を作ってる方の8,9割が使用してると思われるアサヒキャスターです。
耐火機能が高く、常温で固まります。
常温で固まるものじゃないと、相当作るのが大変になるので
アサヒキャスター1択ですね。
(細かく言うと、モルタルではなく耐火コンクリートですが。置いときます。)
こちらはホームセンターなどにはなく、ネットで購入できます。
まとめ

・心配な方はJIS公認の耐火レンガにするべき。
ただ、挑戦してみるのもDIYのいい所なので
赤レンガなどでピザ窯を作るのも不可能ではない。
⇨ピザ窯の作り方はこちら
■こちらの二つがあればピザ窯は作れます。
他にも必要なものはありますが、お金がかかる部分はこの2つですね。
⇨ピザ窯にかかる費用はこちら
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