1トントラックに小屋を乗せるキャンピングカーを作ってます。この車にFFフィーターを設置します。
トラックの詳細や作り方の流れは上記をチェック。
Contents
キャンピングカーの作り方「FFヒーター編」
・格安FFヒーターを自分で設置する。
・穴は最小限に。
FFヒーター設置のやり方
FFヒーターを選ぶ
「安さを重視」
・FFヒーターは普通に設置すると10万円とか高価なものだが、中華のFFヒーターは1万円で買える。
レビューなどを見ながら、こちらのFFヒーターに決定。
中華の格安品は故障や欠品がよくありますが、僕が買ったものは欠品もなく、1年経った今も故障なし。
土台を作る
FFヒーターの裏(床側)には、穴が7個ついています。
(排気、吸気、灯油のチューブ、ボルト4つ)
ただ、床に穴を開けるのは最小限にしたいので、FFヒーターの下に土台を作ることにしました。
これがFFヒーターのプレートです。(もちろん全部セット品)
吸気と排気は外で行うので、2つの穴は開けますが、それ以外は床に穴を開けません。
なので、ボルト部分と灯油チューブは部屋側で接続します。
プレートに合わせ、OSB合板をカットし穴を開けます。
3cm×4cm材で土台を作り、灯油のチューブも接続します。
土台はこんな感じでOK。
ちなみに接続用のチューブや金具も全部ついています。
ただ中華のチューブは漏れやすいということも聞いていたので、別で耐油チューブだけ購入しました。
(吸気排気の穴を開けてから)土台も固定します。
床に穴をあけ、管を通す
先ほどの土台作りの時に説明したが、床に開ける穴は2つです。(吸気と排気の穴)
僕のキャンピングカーは小屋部分が荷台から後ろにはみ出しているので、その部分に穴を開けています。
なので、車に穴は開けません!!
車に穴を開けて、排気管とかを通すと大変&小屋を2台から取り外す時も大変なので。
我ながらナイス作戦!!!(どや)
漏れがないようにしっかりと接続します。
排気管の方は熱くなるので、耐熱テープをぐるぐる巻きにしておきます。
耐火テープがないと、木などが焦げたりする可能性があるので、しっかりと巻く。
(直接手で触ってしまうと、チクチクするので手袋必須)
外に出すときに、穴に多少の隙間ができるので、液体ガスケットで埋めます。
排気管の空気が室内に入ることを防ぎます。
排気管が室内に入るのは危険なので、これ重要!!!
外で固定する
車なので排気管、吸気管をしっかりと固定します。
吸気管の方は熱くならないんので、普通にバンドで固定します。動かなければOK。
排気管の方はサイレントというものをつけて、音を小さくします。(軍人が持ってる水筒みたいなやつ)
もちろんこれもセット品なのでご安心を。
固定バンドは熱に弱いので、L字の金具でしっかりと固定します。
排気管と吸気管が近かったので、排気管の延長管を購入し、取り付けました。
同じ直径のものを取り付ければOK。
「排気管と吸気管は遠ざけよう」
近いとせっかく排気しても吸気から吸ってしまうため。
また排気管は勾配もとりましょう。水が流れるような勾配になっていればOK。
灯油缶と繋ぐ
FFヒーターに接続した灯油のチューブから、灯油缶まで接続します。
灯油が少なくなっても吸えるように、下の方に穴を開け、灯油チューブを接続します。
固定するナットなど全部セット品でついているので、新しいものは買わずに出来ます。
灯油缶からFFヒーターに接続する前にフィルターとポンプを通します。
灯油缶➡︎フィルター➡︎ポンプ➡︎FFヒーター本体
灯油缶よりフィルターの位置を下にすると流れやすいです。
あとはポンプが引っ張ってくれます。
これは外に設置しました。
配線をつなぐ
配線もすごい複雑に見えますが、同じ形のものを接続していくだけです。
FFヒーターをポンプとリモコンを繋げるだけです。
そして赤と黒が1本ずつ余るので、それを電源に接続します。
今回はポータブル電源からDC電源をとり接続します。
ポータブル電源はシガーソケットの端子つきコードを使用し、先端を切り、FFヒーターのコードに接続します。
延長のコードもあると自分のしたい配線にできます。
今回は取る部分でもないので、ハンダ付け溶接しました。
ハンダ付けして、絶縁チューブで覆います。
実際に使ってみる
最初にFFヒーターのポンプだけをONにして、空気を抜きます。
左上と右上ボタンを同時に押すと、ポンプだけ起動できるので、ON状態にしてOKを押します。
空気が抜けて、少し時間を置いたら、本体を始動します。
そのままオンにして、温度調整するだけです。
トントンとポンプの音が少し気になるものの、しっかりと温かい空気が出てきました。
ここにBOXを作って、空気口だけが外に出る状態にしてスッキリさせよう。
排気管からもしっかり出てて、中に漏れてる感じもなし!!!
実際暖かいの?
数分でダウンも脱げるぐらいになり、半袖とかでも普通に過ごせます。
想像以上に暖かくて、パワーを上げると暑いぐらいですね。
灯油で燃料持ちも、手に入りやすさもいいので、皆がFFヒーターをつける気持ちがわかりました。
真冬車中泊は布団に篭ることが多かったですが、過ごしやすくなりましたね。
■使用したFFヒーター
■真夏はどうするの?
冬より夏の方が車中泊は大変です。ということで家庭用エアコンを設置しました。
こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
(YouTubeも現在140,000人突破)