なんでも作りたくなってしまうDIYの病。
植木鉢も作りたくなってしまった。でも窯焼きや電気窯など焼くという工程はハードルが高いので、諦めていました。
電子レンジのオーブンで焼ける土を見つけたので、実際に作ってみます。使用感なども含め写真付きで解説します。
Contents
電子レンジで陶器を自作
・一般的な陶芸粘土…焼成するための温度が900〜1,300℃ほどと高温
・オーブン粘土は160~190℃ほどの低温で焼成できる粘土で「低温度硬化型粘土」と呼ばれます。
家でも簡単にできる低温度硬化型粘土で、今回は植木鉢を作ります。茶碗や陶器なども工程は同じです。
使用する土
「ヤコのオーブン陶土」
上記で説明したように、低温度で焼くことができるので、電子レンジのオーブンがあれば誰でも陶器が作れる土です。
練り済みなので、寝る必要もなく形を整えるだけです。
作り方
練ってあるので、形を整えるだけです。
厚みがあるので、最初は棒などで伸ばすと形を作りやすいです。
植木鉢の上から貼り付けていく
枠があると形が作りやすいです。家にあった100均の鉢の上から土を貼っていく感じ。
簡単に取れるようにサランラップを巻きましたが、なくでもOK。
好きな形に仕上げる
土、粘土なので、形も崩れにくいので作りやすいです。
元々の鉢をとっても大きく崩れないので、触りにくい時は枠を外して手で形を整える。
上が広がる形にしたかったので、手で広げながら作りました。
この時雑にやると味になっていい感じ。ちぎってみたり、切れ目を少し入れてみたり、自作の雰囲気を残すようにやってみました。
こういう傷も大きいものは治しましたが、小さい傷は残してみることに。(結論やってよかった)
穴をあける
今回は植木鉢なので、下に穴も開けておきます。
接着剤が丸い形をしてたので、キャップを使い穴を開けました。なんでもOK。
穴1つだけだと水が溜まりそうなので、4隅にも4つ小さい穴を開けました。
木工ドリルを手で指して使いました。割り箸とかでもOK。
柔らかいので簡単に穴も開けられます。
乾燥させる
いきなり焼くと割れる原因になるので、まず乾燥させます。
自然乾燥で1週間ぐらい。直射日光を避け、部屋に置いといた。
外に広がりそうだったので、元々の植木鉢もはめた状態で数日乾燥させました。
2、3日乾燥させたら、枠も外し置いておきました。
水分も抜けていい感じ。
割れなどを治したいときは、指を水で濡らし土を触ると治ります。優しく撫でるように。
なので、乾燥中に割れてきても、細かい傷なら治せます。
余裕を持って1週間ぐらい乾燥させました。
この乾燥してる状態は強度もなく割れやすいので、適当に置いたりせず慎重に。焼く前は乾燥してるだけなので、割れやすい。
オーブンで焼く
では、メインの焼きです。
160~180度で30~60分焼きます。厚みによって時間は変わりますが、温度は必ず守りましょう。
電子レンジにオーブン機能が付いていたので、家でやりました。
今回は160度で20分、180度で25分やりました。
ちなみに余熱なしでやると一緒に温度を上げていけるのでお勧めです。
急激に上げるよりいい気がするので、余熱なしで160始めて温めながら、最終的には180度でしっかりと焼く。
触ってみて、まだ焼けていない感じがしたら時間を伸ばそう。思ったより硬くなり強度も出ます。
角をちぎろうとしても取れないぐらいの強度になり安心。
まとめ
完成です。これだけです。陶土は1袋だけ使用しました。
割れもいい感じで、コンクリートっぽくなり満足。
焼くと黒っぽくなります。
強度もあるので、ここから削ったり磨いたしてもOK。
お茶碗などの場合はコート剤を塗ります。
「オーブン陶土専用のコート剤」
「Yu~」は食品添加物等の安全基準に合格した安全な商品です。
また作品の艶出しや絵柄のコーティングとしてご使用いただけます。
オーブン陶土にコート剤「Yu~」を塗ることにより、防水・防油となり食器等にご使用いただくことができます。(Amazon参照)
植木鉢なので、塗ってもいいですが呼吸してる状態で使いたいので、何も塗らずこのままやってみます。
もちろん害もないので塗ってもOK。
陶器、植木鉢を1から作るのはハードルが高いと思っていたけど、粘土で遊ぶ感覚で簡単に作れました。
1つ数百円で買えるので、安い値段で十分楽しめます。
1袋でこのぐらいのサイズなので、そこまでは大きくないですが、小さい観葉植物やお茶碗などにちょうどいいサイズです。
楽しいので、めちゃくちゃお勧めです!笑
割安になっていたので、僕は4個付きの陶土を購入しました。
こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
(YouTubeも現在140,000人突破)