「薪ストーブの設置方法」キャンプ用ストーブを部屋に自分で設置してみた。壁に穴を開け、メガネ石DIY。

このサイトはアフィリエイト広告(Amazonアソシエイト含む)掲載しています。

川瀬悠大

こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
(YouTubeも現在140,000人突破)

三重県の山を開拓しながら秘密基地を作ってます。
今回は倉庫を部屋にDIYした基地に「薪ストーブ」を設置していきます。

 

→秘密基地の制作過程はこちら

薪ストーブの種類

まずは簡単に薪ストーブの種類について解説します。
(薪ストーブの設置方法だけを見たいって方は下にスクロールしてください)

素材は大きく分けると3つです。

鋳物

THE薪ストーブの素材ですね。
最も使用されているのが鋳物です。

鋳物とは

鋳鉄を加熱し溶かして、型にはめ冷やして固めて作り出した金属製品のこと。

鋳物は熱に強く温まると冷めにくいので長時間省エネで使用できます。

価格は高くなりますが、1番人気で予算がありほとんどの方はこちらを使用します。
(安くても10万弱)

鋼板

最近多くの薪ストーブメーカーが使用しているのが鋼板です。

鉄の板を切って繋げて作るので
鋳物とは異なり型がいらないので折り曲げたりもできます。
なのでアール状の薪ストーブが作れる。(おしゃれ)

しかし鋳物に比べると熱には弱いので
高温で使用し続けると歪みが出てしまうこともあります。(ほとんどない)

熱しやすいけれど、冷めやすい性質を持っています。
(暖かくなるのは早い)

価格は鋳物より安くなります。

ステンレス

最近キャンプブームもあり、キャンプ用(持ち運び可能)の
ステンレスストーブも多くあります。

特徴としては、とにかく軽い。そして安い。

鋳物や鋼板よりは、性能としては劣ります。でもとにかく安い。w

薪ストーブの種類

性能
鋳物>鋼板>ステンレス

価格
鋳物<鋼板<ステンレス

素材の種類は簡単に説明するとこんな感じです。

これ以外にも燃焼の素材の種類や構造、スチール性などもありますが
気になる方がいれば別記事でご紹介します。

ステンレス製の薪ストーブを部屋に設置!!!

そして今回はステンレス薪ストーブを部屋に設置します。

自分で作った倉庫部屋です。

ホンマ製作所APS-48DX BLACK

(amazonにはこの色しかなかったですが、実際は上記の黒色バージョンです)

ホンマ製作所のホームページにありました!

ホンマ製作所APS-48DX BLACK

・26,300円(煙突も全部セット)
・ステンレス製薪ストーブ
・本体重量4.6kg
・持ち運び(キャンプ使用可能)部屋に設置もOK
・暖房面積は10〜15坪(33㎡〜50㎡)

「ステンレス製ってキャンプ用じゃないの?」て思う方もいるかもですが
50㎡ぐらいの暖房面積もあり、10畳程度の部屋なので余裕でいけます。

結果的に冬も暖かく使用できているので
設置の仕方をご紹介します。

薪ストーブの設置方法

↓動画で見たいって方はこちら↓

壁の穴開け、メガネ石など全部1人DIY!

メガネ石の乾燥などは事前にやりましたが
薪ストーブ設置は1日でやれました。

壁から出すか、屋根から出すか。などなどありますが
後からDIYで設置する場合はほとんどの場合壁出しの設置方法だと思います。

僕も壁から出すタイプです。
(屋根の場合は防水なども大変なので)

①設置場所を決める

配置方法は下記のシングル煙突壁出し設置を参考にしました。

・煙突は可燃壁から45cm以上離す
・外壁から30cm以上
・天井から60cm以上

などを参考にし、設置場所を決めます。

メジャーで測りながら、最適な場所を選び中〜〜〜。

②メガネ石をDIY

簡単にいうと壁出し部材です。

壁から煙突を出すときに壁が燃えないようにするためのものです。


外壁より厚みがあるものを使います。

メガネ石は買うと高いので、自分でDIYすることにしました。

燃えたら意味がないので
今回はピザ窯を使用した時の余りアサヒキャスターで作ります。

(コンクリートとかで作ってる人もいます)

サイズは小さすぎると煙突と壁が近くなるので35cm×35cmにしました。

売られてるものがそのぐらいのサイズだったので。

家にあったOSB合板で型枠を作ります。

そこに使用する煙突をおき、周りにアサヒキャスターを流し込んでいきます。

この時煙突を新聞で囲いラップをつけておいて
固まってから取りやすいようにしました。

アサヒキャスターは水で練るだけ!!!
置いとくだけで固まる優秀なやつです。

(耐火系のものは熱を加えないと固まらないものが多い)

厚みは15cmにしました。

壁の厚みよりを厚いものを使用します。

今回は倉庫なのでトタンだけですが
念のために厚みをつけました。

薪ストーブは火なので、念のためは大事ですからね。

24時間ほど放置させ、煙突をとりメガネ石は完成!!!

ラップを巻いていたので、簡単にとれました。

ちなみに板の型枠も片側を長くしておくと、外しやすいです。

③壁に穴を開ける

メガネ石のサイズに合わせ、カットしていきます。

ドリルで穴をあけ、ジグソーでカットしていきます。

断熱もないので、楽ですね〜(自虐w)

外側も同じ位置で穴を開けます。
内側から角にドリルで穴をあけ、外側から開けると綺麗に同じ場所に開けれます。

トタンで薄いので、ジグソーで穴を開けれました。

一般的にはディスクグラインダーとかで開ける人が多いかもですが
ジグソーが真っ直ぐ切りやすく、めちゃくちゃ楽でした。

④メガネ石を壁にはめる

メガネ石に合わせカットしていたので、そのままはめこみます。

木枠を先にメガネ石に固定してからはめると楽です。

このメガネ石が乗るように、穴の空いた場所に木枠(土台)をつけておきます。

そこに乗せ、ビスで固定。

念には念をで、内側にはケイカルバンで囲うことに。
(白いのがケイカルバン)

ケイカルバンとは…
難燃性(燃えない)でホームセンターで手軽に買える。(91cm×182cm)1枚1500円

  

⑤薪ストーブを設置します。

ホンマ製作所APS48dx BLACKを使用するので
元々煙突などもついています。

キャンプ、外使用やその煙突の長さで使用できる場合は
そのまま使用は可能です。

ただ、今回は部屋に合わせ煙突の長さなども変えたいので
煙突は追加購入しました。

▶︎ホンマ製作所オンラインはこちら

ちなみにホームセンターなどでもホンマ製作所の煙突は売ってます。

(煙突サイズが同じなら、違うメーカーでも良いかも…)

壁から45cm離れるように設置します。

こんな感じ。
(なんか良い感じでワクワクが止まらない…w)

外は横の長さの1.5倍以上の高さを出す必要があります。
(燃焼しやすくするため)

90度曲がる部材を取り付け、上に伸ばすだけです。

難しく感じるかもですが、同じサイズの煙突をパズルのように合わせるだけです。

このままだと、風が来た時など揺れる危険があるので
固定します。

これもホンマ製作所のものを使用しました。

当たり前ですが、木材があるところで固定します。

屋根より高さを出し、近すぎないように設置しました。

煙突を固定するもの、固定するためのもの…
など細かく売ってるので、助かりました。。。

⑥薪ストーブを囲う

最後に薪ストーブを囲います。

薪ストーブは熱を放出するので、置く場所や壁に難燃性のもので囲う必要があります。

壁から遠いなどの場合は、地面だけでも良い場合はあります。

今回は安く簡単にやりたかったので
ケイカルバンで囲うことに。

 

薪ストーブの下にケイカルバンを半分にカットしたものを置きます。

壁側にもケイカルバンをつけるですが
難燃性のものと壁に隙間(3cm以上)を開けると完全に熱を遮断できます。

なので、隙間を作るためにケイカルバンを小さくカットし固定し
その上からケイカルバンを固定することにしました。

(隙間を出すために針金で固定してる人もいました)

実際、木で隙間を作っても良い気もします。。。

よし。完成。と言いたいとことですが見た目がなんか…

気に入らない….

そして、節約で1枚のケイカルバンで囲ったので
なんか細い…..

ということで、ケイカルバンをもう1枚購入し色も塗ることに。

水性塗料でそのまま塗りました。

ネットではシーラーで下塗りが必要と書かれてましたが
ケイカルバンは隙間もある材なので、水性塗料でそのまま塗れます。

内装で使えるものなら、なんでも良いと思います。

個人的にはつや消しやマットブラックが好きです。

ケイカルバンをもう1枚購入したので、幅もしっかりできました。

とりあえず、ケイカルバンの上にコンクリートブロックを置き
その上に薪ストーブを置くことにしました。

とりあえず!!!!ですよ!!!
(今年はこのまま行くかもwww)

まとめ

めちゃくちゃ暖かい。。。

え、断熱とかそもそもいらない?って思うほど暖かいです。

家の外はこんな感じですが、部屋の中では半袖でも過ごせるほど。
(むしろ暑いw)

そして火を見るのは癒されるし
本当に設置してよかった!!!

早速この火を活用して、料理やお湯を沸かしたり大活躍中。

あと薪ストーブをレンガで囲ったりすると、お金もかかるので
とりあえずケイカルバンでという形でやってみました。

時期がもう冬でめちゃくちゃ寒かったので、まず設置したかった(笑)

とりあえず、という感じでしたが結果的に良い!!!!笑

黒く塗ったので、雰囲気も良くなり今年はこのままこれでいきます。

来年寒くなったら、レンガで囲ったりかっこいい炉台にします。

ケイカルバンは熱に強い。というか難燃性なので安心です。

念には念をでブロックの上にのせたり、壁からも離してるので
安全性は高い!はず。。。ですw


簡単で安くできる方法でした!!!!
もちろん自己責任ですよ!!!

薪ストーブは最高に暖かいので、オススメです。
良い薪ストーブライフを〜〜〜!!!!

↓動画で見たいって方はこちら↓

この記事を書いた人
川瀬悠大(28)

DIYオタク/ソロ/キャンプ/登山/自然が好きな引きこもり

独学でDIYを始め、DIY系のYouTubeも現在140,000人
2年でキャンピングカーを2台作ったり秘密基地を製作中
(安さ重視で工具を選んだ記事はこちらはこちら

➡︎プロフィールはこちら
➡︎YouTubeはこちら
➡︎Instagramはこちら