コウモリラン(別名:ビカクシダ)の板付やってみた。
コウモリランを壁に飾る
壁に植物を貼ることができる「板付」をやってみたので、作り方やDIYの方法も写真付きで解説します。
「ビカクシダのネザーランド」
この品種は温度の耐久性もあり、とても安いので初心者にも育てやすいです。違うタイプも基本は同じやり方になります。
板を準備する
今回は合板でやります。
板はなんでもいいですが、薄すぎると強度が無いので、厚み12mmにしました。
(9mmとかでもOK)
長方形を斜めにカットしてみました。
どんな形でもいいですが、大きめにしておくと楽ですね。
周りに板も出てオシャレな感じにもなります。
板に穴を開ける
通気性をよくするために、板に穴を開けておきます。
また、その穴を使ってコウモリランを綺麗に固定することもできます。
ドライバーで穴をあけました。
真ん中は少し大きめの穴と、周りには小さい穴を多めに。あとは固定用の穴をフチに6個ぐらい開けておきます。
この時、上側にも穴を開けておくと、後で固定する時に楽です。
壁に画鋲を刺して、ワイヤーで固定するだけの方法ですが、無骨でいい感じ。
植物を支えるので、金属のワイヤーをくくりつけておく。
まあ、なんでもOKです。
水苔を準備する
水苔が植物の土部分になります。
肥料を入れたりする方もいますが、今回は水苔だけでいきます。
ちなみに水苔はニュージーランド産がいいと言われますが、安い水苔をネットで購入。正直全然育ちます。
150タイプを購入。
水苔は乾燥した状態で届くので、使う前に水に浸しフワフワ状態にしておきます。
水苔150gに水は500g
水は多くてもいいけど、絞るのも手間なので適量をビニール袋に入れて放置しておく。
ビニール袋に水苔を入れて、全体に馴染むように水をかけ、袋を閉じて置きます。
この時完全密閉はしなくてOK。袋に空気も入っている、まるい状態で縛っておく。
数時間でふやけて使用できる状態になりますが、前日の夜にやったので10時間ぐらい置きました。
硬い時は強く触らず、軽く揉みこむ。
強く触ると千切れちゃうことものあるので、時間を置きながらゆっくり揉むと安心ですね。
板付けする
板と水苔の準備ができたら、あとは板に付けるだけです。
コウモリラン(ビカクシダ)のネザーランドをネットで購入しました。
板からはみ出ない程度の水苔を板の上に置き、真ん中を窪ませて、植物を乗せていく。
このままだと、壁につけると取れてしまうので、透明の糸で固定しました。
ミシンの透明糸を使用。透明だと目立たないのでオススメです。なんでもOK
ビカクシダを覆うように水苔を被せます。
上下があるので、成長点が上に来るように。
草が生える根元にぶつぶつの点があり、それが成長点になります。
苗で買った場合は、植物が上に向かって伸びているのでわかりやすいです。
買ったらわかると思うので、根元を見てぶつぶつを上に。
植物によっては変わることもあるらしいので「植物名:上下」で検索しましょう。(今回はビカクシダのネザーランド)
あとは、糸でぐるぐる固定するだけです。
成長点や新しく生えてきている場所に糸が当たらないように固定します。
板に穴を開けてあるので、そこを通して何回も往復しました。
最後に円を描くように、水苔の周りをぐるぐる5周ぐらいすると綺麗な形になります。
あまり強くなくてもいいですが、ゆるゆるだと意味ないので、形が綺麗になるまでぐるぐるやります。水苔自体も長さがあるので、意外と簡単に固定できました。
壁に画鋲を刺して、そこに固定して完成です。
水やり
水やりのやり方や頻度も紹介します。
根元に水がいくように、バケツに浮かべて水を吸収するやり方が一般的です。
ただ面倒なので、ジョウロで根元に水がいくように水をあげることもあります。水苔のフチに水やりするイメージです。
あと、板の真ん中に大きめの穴を開けているので、裏から水やりをして、根元にダイレクトに水がいくようにしてます。
穴も多めに開けてあるので、水捌けもよくいい感じ。
ただ水苔は乾燥しやすいので、定期的に水に15分ほど浸したりもします。特に夏場はすぐ乾燥するので、バケツなどに水をはりしっかりと吸収させるほうが安心ですね。
外のシンクに水をはり、浮かないように石で押さえて、水を吸収させるイメージ。
ジョウロやシャワーで水をあげても次の日に乾くようでしたら、水に浸しましょう。
・基本的には1週間に1度程度
乾いたら水やり。ずっと湿っているのはダメなので、乾かしてメリハリもつけます。
・葉水は毎日やってもOK
・水に浸す方が安心(15〜20分程度)
ネザーランドは比較的耐久性もあり強いので、神経質にならくてもOKです。
太陽と風も好むので、日が当たる窓際がオススメです。
それにしても、壁に植物って最高だ。
植物の立体感も出るし、壁植物増やしていきたいですね。
株分けなどで増やすこともできるので、成長したら増やしてみたいと思います。
追記:余った水苔は袋を密閉して保管しました。
密閉が大事なので、ジップロックで保管。太陽が当たらない場所で保管しましょう。
1年ぐらいは持つそうです。(もっといける気がする〜〜ぅ)
こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
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