車のバックドアを内側から開けたい…!!!
でも車に穴は開けたくない。しかも簡単に。しかも危なくないように。。
車中泊の時など、車の中から開けられたらどれだけ便利か。
ということで、簡単に開けられるようにDIYします。
もちろん見た目もスッキリに。
バックドアを内側から開ける
僕の軽バン（日産クリッパーバン）は赤丸のところを下に押すだけで開きます。
車によって仕様は変わりますが、基本はシンプルです。
（下に押すか、右に押すか）
ナットをつけたり、紐をつけたり…色々考えましたが、指で直接触れるようにシンプルな形にします。
ドアパネルを外す
ネズミ色のパネルが付いているので、このパネルを外します。
こういったトリムクリップがついています。（下写真）
基本はカークリップ外しを使いましょう。
このまま抜くと先端部分が欠けることがあります。
・トリムクリップ外し
安物でOK。これがないとクリップが破損する可能性が高い。
時すでに遅し…もう無理やり外して壊れたよ。という方は（自分もw）
トリムクリップ自体も売っているので買えば大丈夫です。
車のタイプや色々なサイズがあるので、安心ですね。
トリムクリップでついているだけなので、簡単に外せます。
仕組みを考える
この白い部分を下に押すだけの、シンプルな構造です。
型が違う場合も、ドアを開けてどう動くのか見ればわかると思います。
白いビニールの中に指を入れるだけ。
このビニールは外すとベタベタするので、ボタンの部分だけ切り裂いた方がいいですね。
周りのボンド？みたいな黒いものがベタベタします。触らないでおこう。
「他の案」
・ナットとレバーを取り付ける方法
・紐orワイヤーを結んで、引っ張る方法。
色々な方法がありますが、レバーなど作ると、運転中荷物が当たってバックドアが開くという悲劇があるので、却下しました。
紐もどうしても、見た目的にちゃっちい感じに見えるので、却下。
スイッチ系も面倒なので却下。
指を押し込んで開けるタイプに。見た目もスッキリに。
パネルを板張りに
ここは、完全に自分の趣味の部分なので、飛ばしてもOK。
せっかくなら板張りにしたいということで、廃材の合板にしました。
これもめちゃくちゃ簡単で、元々のパネルに合板をくっつけただけです。
合板を同じ形にカットし、ボンドとタッカーで固定するだけです。
元々のパネルを使うことで、トリムクリップもそのまま使えるので、楽です。
「車検は通るのか？」
→通ります。木でも厚み3mm以上は難燃材になるので、そのまま通ります。
（今回は厚み5mmの合板を取り付けました）
では、本題の内側から開ける方法に戻ります。
穴を開ける
ドライバーで穴を開けます。
この時、細いドリルで穴を開けてから、両側から開けると綺麗に穴が開きます。
片側で一気に穴をあけると、バリが出たり、割れる可能性大。
これで、あとは指を入れれば、内側から開けられます。
仕上げをする
穴のままだと、変な感じなので、仕上げます。
絶縁ブッシングです。
配線を保護するものですが、穴に取り付け、指が入るようにします。
これで見た目もスッキリ仕様に。
取り付けたら、カッターで切れ目を入れて、指が入るようにします。
切れ目を入れても、黒色なので見にくいのでいい感じ。
あとは指を入れて、中の部分を下に押せば、ドアが開きます。
今回は穴のサイズ30mmタイプにしたので、意外とギリギリ…。
穴のサイズは40mmタイプでもいいかも。
（女性の方なら、穴の内径30mmタイプでもいいと思います。）
最後に取っ手を取り付け完成！
結局取っ手も100均一が安い。
黒色でこの形で100円は最高だ。
完成
指で押すので、少し力がいるけど、満足です。
レバーやボタン式は、荷物を多く積むことが多い僕にとっては不安要素なので、この形にしました。
指を入れて操作するので、荷物が当たっても中から開くことはないでしょう。
絶縁ブッシングを取り付けたことで、見た目もスッキリして気に入ってます。
車に穴も開けず、簡単な方法なので、ぜひやってみてください。
使用したもの
・トリムトリップ外し
・絶縁ブッシング（穴のサイズ30mm）
・黒取っ手
・トリムトリップ
こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
(YouTubeも現在140,000人突破）