1人で車の上に小屋を作ってます。
このキャンピングカーは積載物になります。
なので、車検などの場合は取り外さないといけません。
キャンピングカー登録をすればこのまま車検も可能ですが、僕のは普通ナンバーです。
車検の日も近づいてきたので、1人で取り外してみることにしました。
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Contents
モバイルハウス取り外せるの?
はい。1トントラックの小屋でも1人でできました。
軽トラで作る方も多いと思いますがもっと簡単にできると思います。
①パイプが通る穴をあらかじめ開けておく。
作る前におろすことも考えてパイプが通る穴や引っ掛ける金具を作っておきましょう。
これがないと地面とトラックが完全にくっついてたり…と大変です。
僕の場合は1トントラックで小屋も大きいので4本パイプが通る穴が下に開いてます。
軽トラでも最低2本ですが3本以上あると安心ですね。
1トントラックは4本は欲しいですが5,6本あると安心です。
小屋の柱に金具を取り付けそこで持ち上げる方法もありますが、今回は自分のやった方法で解説します。
②土台を作る
水平な場所で地面がコンクリートが1番理想です。
今回は駐車場でやったのでほぼ水平で地面は圧着されてる砂利です。
なのでコンクリート平板というものを使用してその上に組んでいくことに。
このトラックが前に進むと少し坂になってるので結構大変になった。
理想の場所選びは難しいけど、車が進んだ先も水平の場所でやれると一気に楽になります。
地面と圧着し水平にしてその上に土台を作りました。
③ジャッキベースを使う
1番王道のジャッキベースで上げることにしました。
油圧やリフトなどの案もありますが、値段的にも手軽さ的にも「ジャッキベース」で。
ホームセンターで買いましたがネットの方が安かった….
ネットで買えば1本1300円なので6本買って7800円ですね。
まあおろすだけのために高いけどずっと使えるしね。
ジャッキベースは回すことで上に少しずつ上がるやつです。
なので、この棒に単管パイプを差し込んで回して小屋を上げて分離しようという作戦です。
④単管パイプを組む
こんな感じに組みます。
最初に開けておいた直径5cmぐらいの穴にパイプを差し込む。
ギリギリすぎるとトラックに干渉するため2mのものを入れました。
(外側に40cmずつ出ます)
4本通したらその下に4mのパイプを入れジャッキベースの土台パイプとクランプで固定します。
直角部分は直交クランプ。斜めとかは自在クランプを使うよ。
(全部自在クランプでもいけるけど兼用じゃない方が安くなる)
こういうのはまとめ買いの方が安いけど自分は必要分だけ購入。
横の棒も1本だと斜めにぐしゃっと倒れる可能性もあるので最低1本入れます。
(ここに斜めでも固定したり強度をます)
斜めにも入れないと強度に不安がありますね。
こういう固定は自在クランプがあればできます。
⑤小屋を上げる
少しでも上に上げれたら、トラックを前に出すだけです。
ということで1人で上げます!!!!笑
ジャッキベースが6本あって全体的に上がるように少しずつ回します。
※1ヶ所だけ上に上げずぎると斜めになったり危険なのでご注意を。
長いパイプを入れて回すと少ない力で回せます。
最悪これがなくても回せるぐらいの硬さでしたね。
そしてゆっくり全体的に回していくと….
浮いてるぞ!!!!!笑
このときは感動しましたね。初の車検だったので初めてです。
時間としてはここまで1日の話です。
大変でしたが振り返ればそこまで大変じゃない感じですねw
⑥トラックを前に出す。
小屋が上がればあとはトラックを前に出せばOK。という原理です。
浮いてるので。
あれ入れない。パイプとドアが干渉してドアが開かない。。。
痛恨の凡ミスでしたが、なんとかギリギリ入れました。
トラックをゆっくり前に出します。
ここで荷台が小屋にぶつかるとめちゃくちゃ危険なので周りも見てもらいながら慎重に。
でもこの駐車場前に進むと少し下になってるんです。。。
ということは後輪が上に上がるということです。。。
無理は禁物ということで土台からやり直しです。(これギリギリ上まで上げてるので..)
焦らない。ゆっくり。やり直す。
土台をもう1セット買ってきてより高さを出しやすくしました。
そしてもう1度GO!!!!
ゆっくり進んで、最後は不安だったので荷台にタイヤをのしてみました。
(乗せなくてもいけた)
⑦しっかりと固定する
車検の間はこのままになるので補強します。
斜めに固定したり地面と固定したり。
あとは左右も固定したりしたのでなかなかの強度が出ました。
⑧最後は元に戻す
無事車検にも受かったので元に戻します。
しばらくはこのままトラックとして使うのもいいですけど早く乗せたかったです。
小屋がないトラックはなんか恥ずかしいんです。
戻すだけですがここが1番苦戦しました。
小屋を荷台のギリギリサイズに設計してしまったため数mmの誤差があると荷台を閉めれなくなるんです。
なので何回か切り返して数mm調整してなんとか乗せれました。
もう1度作るなら数cmは小さめに作ります。これから作る人も欲張らず小さめがいいですよ。
まとめ
・1人で外すことは可能。(長いパイプもあるので2人いるといい)
・1日で外すことは可能。(自分は坂道だったりもあり2日かかった)
・パイプはそこそこ高い。(これは仕方ない)
こんな感じですね。1人でも外せれてたので外せると思います。
・車検の日程より早めにおろす。
・小屋は数cm小さくしておく。
・パイプの通り道を多めに作っておく。6本ぐらいあると安心。
こんにちは。ゆうだいです。
DIYが大好きで、自作の車や基地を1人で製作しながら籠っている者です。
(YouTubeも現在140,000人突破)