【パーゴラの作り方】庭に屋根を木材とポリカ波板でDIY。

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この記事を書いた人
川瀬悠大(28)

DIYオタク/ソロ/キャンプ/登山/自然が好きな引きこもり

独学でDIYを始め、DIY系のYouTubeも現在140,000人
2年でキャンピングカーを2台作ったり山で秘密基地を製作中。
(安さ重視で工具を選んだ記事はこちら

こんにちは。
三重県の山を開拓して秘密基地を作ってるゆうだいです。

https://twitter.com/yudaikawasecom/status/1309449990956220416?s=20

↓基地の制作過程はこちら↓

今回はこちらの↑倉庫(基地)の庭↑に屋根(パーゴラ)を作りました。

パーゴラ(屋根)DIY

(動画で見たいって方はこちら)

構想

倉庫の庭に屋根を作る。
 
・車庫(軽トラキャンピングカー用)とBBQスペースに。
・倉庫の柱を使い、木材も節約&強度UP。
・元々ある屋根の下に屋根を入れる。

①サイズを決める

今回は軽トラキャンピングカーの車庫としても使いたいので
高さは2.3mに設定。(車の高さが2.2.mのため)

幅も庭に生えてる桜の木と干渉しないまで広げて、幅は3mに。

奥行きもなるべく取りたかったので、取れるだけの長さ7.5mに。

高さ2.3m/幅3m/長さ7.5m

やはりサイズの決め方は使う理由によって変わります。

僕は車庫としての車のサイズに合わせ
屋根下でBBQもしたいのでなるべく広め。という形です。

何かと便利なので大きめがオススメです。(そんな値段も変わらない)

ただ、傾斜も10%以上は必要なので、その計算も。
今回は元々ある倉庫の屋根の下に屋根を入れ、ギリギリ10%程度です。

元々ある屋根の下に屋根を入れるのが簡単な方法ですね。

②土台を作る

場所を決め穴を掘ります。

倉庫に並行に直線ラインに土台を置きます。

とにかく。掘る。掘る。

今回は土台に束石を使用するので2回り大きめに掘る。

プレート付きが便利でオススメです。

束石が埋もれない程度に掘ります。
地面より下に入れちゃうと、木材も濡れちゃうので。(笑)

掘りながらある程度高さもを合わせます。

土台と土台に木材を置き水平器で測るシンプルな合わせ方です。

本来は水糸やホースに水を入れて水平を測りますが
これしかなかったので、この方法で。

水平は大事ですが、屋根なので数mmのズレはOKOK。

ある程度高さが決まったら、砂利を入れ転圧します

転圧といっても、丸太を角材で挟んだだけのやーつ。
で、叩きます。

砂利も入れ、叩きます。

重さがかかると地面が沈んだりするので、あらかじめ踏みまくります。

((水平を測りながら))

インスタントセメントで土台を固定します。

インスタントセメントとは…セメントに水を入れるだけで作れます。固定なども可能。

セメントを入れ→土台を乗せ→セメントで周りを固定し→砂利を入れます。

周りにもしっかりセメントをつけます。
1袋しかなかったので、節約してますが皆さんはたっぷりつけてください(笑)

で、砂利も入れ踏みます。

砂利は別に入れなくてもいいです。

水もかけました。(水分があるほうが土台としっかりくっつく)

③枠組みを作る。

柱を作ります。

柱は10cm角のものを使います。
(なるべく柱を少なめにしたいので強度が出る大きめで)

丸のこで1回では切れないので、回しながら〜

柱の先端(屋根で言う上部分)だけ、加工します。

切れ目を何本か入れ、ノミで溝を作ります。

柱をたて、上部分を固定するためにこういう加工をしています。

2×4材がピッタシハマるように4cmの溝加工です。

この時金具で補強もします。
今回はあまり金具も使わずに節約DIYですが、柱の部分だけは使います。

上で固定するのは大変なので、あらかじめこの状態に。

柱をたてたら、2×4材をここにはめ込む形です。

早速、土台に柱を固定します。
と、その前に木材を塗装します。

これは意外と大変な作業です。
DIYは地味な作業の繰り返しなので、しっかりやりましょう!!!ww

鍛錬です。(笑)

塗料はキシラデコールのウォルナット
4Lで8000円ぐらいしますが、外なので耐久性の高い塗料を選びました。

メンテナンスもしますが、しょっちゅうはしたくないので
防腐性のあるものを使いましょう。

この時コテバケはあると作業効率爆上がりです。

僕はこのコテバケなしで大型塗装はもうしたくない(笑)
先端部分だけ買い替えれるので、長く使えます。

アクセントを入れたかったので
柱の4本中2本はガスバーナーで炙ってみることに。

模様つけたり、いい感じ( ^∀^)

燃やすことによって耐久性もUP。焼杉後方と言われたりもする。

塗料が乾いたら、柱を土台に固定していきます。

ビスは木材の半分を超えるぐらいの長さ。

この時、ビスやキリなどで位置に印をつけておきます。

そして土台からおろし、その印にした穴を開け、土台に戻しビスで固定します。

1人で乗せながら下穴を打つとずれたりするので、こういう方法でやってます。

1人DIYは工夫の繰り返しで楽しいです(笑)

柱同士を2×4材で固定します。
ボンドもつけました。

外で使う時は耐水性のあるゴリラボンドを使います。
中で使うものは、あの黄色いボンドで十分ですが。

そして倉庫側の柱は作らずに、元々ある倉庫の壁を使用することに。

なるべく幅も取りたい&安くやるためにこの方法に。

ん?って思う方は写真を見た方がわかりやすいと思います。

ドーン!

壁に木材を固定しました。
(もちろん裏に倉庫の柱があり、そこに合わせ固定してます)

倉庫と合体するので、強度もあります。

1人で7.5mの木材を固定するので、固定する場所の下に角材を取り付け
その上にのせ固定する形でやりました!!

あとはこの木材と先程の土台がある柱を固定していくだけです。

屋根を作る用の固定金具もありますが、何個も買うと値段もかさむので
ビスで斜めに固定するだけにしました。

結果、今のところは問題なし。

安心を買いたい場合は2×4材用の金具がホームセンターにあるので
そちらの使用をお勧めします。

この作業を繰り返し、柱を4つたて倉庫側とも固定します。

あとは2×4材を何本も入れ補強していきます。

幅が3mですが傾斜もあるので3m30cmほどの木材を乗せていきます。

少しはみ出すぐらいが柱も濡れづらくなるのでGood!

7.5mの屋根の長さですが、15本ほど木材を入れました。
もっと入れてもいいかもですが、上に乗って過ごすわけではないのでこんなもんで。

④屋根下地材も入れ補強する

まずは斜め45度カットして、筋交いを入れます。

2等辺三角形ですね(笑)
学生の数学が役に立ってます(笑)

した穴を開けビスをあらかじめ、先端だけ入れておきます。

全部の柱に筋交いを入れておきます。
強度UPで見た目もいい感じに。

で、このまま屋根を乗せていく方法もあるのですが
屋根の下地材も固定していきます。

天井の2×4材の木材に直角に交わるように木材を固定していきます。
強度もめちゃくちゃ上がるので、やってよかった。

幅6cm×厚み1.6cmの木材を上に乗せ固定していきます。

厚み1.6cmにしてますが、屋根を固定するビスが入る部分なので
3cm以上は厚みがある木材にするべきでした。
 
今思えば3cm×4cm材とかがよかったですね。

この時等間隔に直線に木材を固定するために
その間のサイズの角材を作っておくと便利です。

毎回間に木材を挟んで場所を決めれば、一定の間隔で固定ができる。

屋根が重なる場所は下地材を多めに。
ビスを固定する場所になるので、なるべく等間隔に。

下地材も柱と同じ、キシラデコールウォルナット塗装ですね。

⑤最後に屋根材を取り付ける

屋根材はポリカーボ(ポリカ波板)に決定。

理由は普通の塩ビ波板より耐久性が高いので。

値段もめちゃくちゃ変わるわけではないのでポリカーボ波板に。

DIYで屋根を作ったりデッキ屋根を作ってる方は、ほとんどポリカ波板を使ってる印象ですね。

ポリカ波板

・耐久性が高い(7〜10年)
・耐熱耐寒性もあり、衝撃に強い。
・加工しやすい。(カッター、ハサミで切れる)
・固定しやすい。(軽い、曲がる)

カインズホームで26枚購入。

長いやつは3mなどありましたが
今回の屋根は3.3mでそれ以上長いと大変そうなので、1.8mの波板を2枚重ねてやることに。

それを13列使うので、26枚です。

波板用のビスで固定します。

釘で固定したりもしますが、インパクトドライバーでやりたいので
ビスタイプにしました。

波板に固定できるように山になっており、スポンジがついてるので
ビスを打った箇所からも浸水しにくい仕組み。

今回は節約で鉄(耐久処理はされてる)のビスですが
余裕がある方はステンレスビスにしましょう。

川瀬悠大

多分、僕もステンレスのビスにしておけば…と後悔しそう…(笑)

これを波板の山部分に固定していくだけです。

山部分に固定する理由はそういうビスだからです。笑
谷の部分は雨の流れる箇所にもなるので、理にかなってます。

5山置きにはビスを打ち、波板よ波板は2山以上重なるようにします。

重ねるときは2山連続でビスを固定します。

傾斜がある上と下は、当たり前ですが下の波板が下に来るようにしましょう。

雨の流れを考えると想像しやすいです。

波板固定方法

・波板用ビスで固定する。(山・スポンジ付き)
・5山置き。波板同士が重なる部分は2山連続して固定する。
・重ねる場合、傾斜の低い下の波板を下に来るようにする。
・縦方向も50cm以上は開けずに固定。

(豪雪地帯やヒラヒラするようでしたら、多めに固定)

した穴を開け、そこにビスで固定していきます。
でも、慣れたら下穴なしでもなんとかいけました!!!

下穴なしの場合は、滑ったりして違うとこに穴を開けないように注意。

脚立でやるのは大変なので上に乗ってやります。

この時合板などを乗せると上に乗っても安定します。
面で体重がかかるので、安心です( ^∀^)

疲れたらそのまま昼寝もできます。
(屋上デッキ?みたいなのも欲しくなりますね…)

そんなこんなで300ビスぐらい固定して、完成!!!!!

完成!!!

完成です。

7.5mほどあるので、だいぶ広々としてます。

車も無事入りました。

最初は屋根を作れるか不安でしたが、いざやってみたら意外とできました。

ウォルナットに塗ったので、落ち着いてていい感じです!!!
満足!!!笑

倉庫に固定もしてるので強度も抜群で、土台もしっかり固定されてました。

これから、雨の時でもBBQもできるし
屋根があるっていう安心感はすごい。

本当に作ってよかったです。

屋外キッチンや薪置き場..プライベートキャンプ場など….
夢が膨らむ!!!!!

庭もアップグレードしたら記事にします。

↓動画でも見たいって方はこちら↓

↓山開拓についても動画公開してるので、よかったら覗いてください↓

川瀬悠大(28)

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