子供用の小屋をDIY【外壁+窓枠編】軽量化で5.5mmの合板を外壁にしました。

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この記事を書いた人
川瀬悠大(28)

DIYオタク/ソロ/キャンプ/登山/自然が好きな引きこもり

独学でDIYを始め、DIY系のYouTubeも現在140,000人
2年でキャンピングカーを2台作ったり山で秘密基地を製作中。
(安さ重視で工具を選んだ記事はこちら

おままごとキッチンも作れて、内装もほぼ完成したので
外壁を作っていきます!

漆喰にするつもりなので
今回は合板をはっていくのと窓枠、ドア枠を作っていきます。

■おままごとキッチンの作り方はこちら。

■子供用の作り方まとめはこちら

子供用の小屋をDIY【外壁編】

(↓動画でもまとめてますのでよかったらご覧ください。)

■(外壁編)大まかな流れ
外壁材を決める→枠組みに合板をつけていく→隙間/ネジ部分をパテ埋め→窓枠/ドア枠を作る→内壁も完成したので内装の塗装をする。

①まず外壁を何にするか決める。

枠組み、内装もほぼ完成したので、外壁を作っていきます。

外壁は最終的には漆喰予定なのですが
その前に合板を貼っていきます。

合板とは…
ベニヤ板を接着剤で積層してできた板です。何枚かのベニヤを繊維が交互になるように接着したもの。
(ベニヤ板:木の丸太を大根のかつら剥きのように剥いて作った薄い板)

壁に張る合板は、強度の関係上9,12mmなど厚めのものを使用するのが一般的です。

でも、今回は子供用の小屋ということで
小屋のサイズも小さいので壁に貼る合板の厚みはそんなに必要はないので、薄いものにしようと思ってましたが、漆喰も塗るから、薄すぎてもな〜。。。
と結構悩みましたw

外壁は厚み5.5mmの合板にしました。

なぜ5.5mmの合板にしたのか。
・軽くしたかった。
・なるべく薄くしたいが、漆喰も塗るので簡単には曲がらないギリギリの厚み
・外壁兼内壁にもなるので、綺麗な合板がたまたまこのサイズだった。

910×1820mm×厚み5.5mmの合板を3枚購入しました!

②枠組みに合板をつけていく。

使う木材が決まったら、あとは枠組みに合板をつけていくだけです。

枠組みを作るときに窓やドアの位置は決めていたので
その部分にちょうどになるように切り取り、合板を貼っていきます。

スリムビスで止めていきます。

スリムビスは割れにくいので、柔らかいor薄い木材にはオススメです。

裏側

合板と合板を重ねる部分は、枠組みの時の木材がある部分にしています。
そうすることで、中側から隙間もなく1枚板のように見えて、外側からも隙間にパテなどを埋めやすくなります。
柱がないところが重なる部分だと、その部分の強度がなくヘラヘラになっちゃいますからね。

表側

窓やドア枠の部分はドライバーなどで穴を開けてから、ジクソーで切りました。

完璧な四角形になってないのが、少し悔しいですが…
ヤスリもしっかりしていい感じになりました。

子供が触るだろうという部分は鬼のやすりがけです。。。

横側

この壁側だけ、窓部分を丸い感じにしてみました。

なんか、柔らかい感じにもなるし、外から覗いたりして楽しめそうで
結構気に入ってます。

枠が四角も丸も好きなので、両方入れてみました。

これで、合板3枚使用しました。

合板が5.5mmというギリギリの薄さなので、ビスは結構多めに打ちました。

そうすることで、曲がったりする部分もなくなるし、後に漆喰を塗るときにも下地としての強度が付くので。

③隙間のパテ埋めをする。

合板と合板が重なる部分と、ビスを打ったっところにパテ埋めをしていきます。

合板が白っぽい色なので、タモ白のパテを購入。
少し大きめのやつにした方が、割安になってきます。

パテをして水平にするために、ビスをほんの少しだけ埋まるように打っときました。
ビスが合板から出て出っぱってたら、パテをしても意味ないですからね。

マスキングテープも貼らずに、結構適当にやりました。
最終的には見えなくなる部分だしやすりがけしたら、水平にもなるしOKです。

乾燥したら、やすりがけもしました。
(乾燥と言っても、1.2時間置いてすぐやすりがけをしました。)

④窓枠・ドア枠を作る。

最後に窓枠・ドア枠を作っていきます。

枠になるように、木材をカットし、1番のお気に入りの塗料briwaxで塗装しました。

ジャコビアンという色に塗装しました。
いらなくなったタオルにbriwaxをつけ、こするように塗るだけです。

枠に使った木材の種類と作り方を説明していきます

■表側の窓枠/ドア枠部分

(表側というのは、ドアと窓枠1つがある部分のことです)

枠になる部分は、1×4材を使用しています。
ただ、1×4材だと幅が9cmと結構あるので、幅が5cmになるぐらいに縦切りしました。
縦切りは、普通の横切りと違い、切りづらいですが
このように200円で作った丸ノコ定規を使うと簡単に切れるので、木材の幅は自由自在ですね。

幅9cmある1×4材を幅5cmにし、両側を45度に斜めカットしてくっつけていきます。

45度カットは45度に線を引き、丸ノコ定規などでその書いた線通り切断するだけなので
割と簡単な作業です。

tajimaの丸ノコガイド定規があるとより簡単に45度の斜めカットもできますよ。

斜めカットはしなくてもいいんですが、直角でくっつけるより
45度の斜めにした四角のほうが見栄えも良くなり、個人的に好きだからです。

外側からビスなどが見えてるのも、あまり好きじゃないのいで、Titebondでくっつけます。
<Titebondとは>

クランプと家にあった洗濯バサミで圧着してます。

洗濯バサミも意外とパワーがあって結構使えます。ものによるとは思いますが。笑

もちろん、クランプの方が断然いいですが。

ボンドとクランプは必ずセットですね。

■裏側の窓枠

(裏側は窓枠が一つだけのドアの裏側になる部分です)

裏側の窓枠も同じようにやっても良かったのですが、色々な窓枠作りに挑戦したかったので
やり方を変えました。

先ほどは、外側の表面に窓枠をつけただけの見た目だけの枠でしたが
今回の裏側の窓枠はしっかりとした窓枠の作り方でやりました。

この方法が一般的だと思います。
(ここに+でアクリル板などをつけるとは思いますが)

中から見るとこんな感じです。
木材を、窓枠の部分にはめた感じです。

このように45度になるように丸のこで角度調整をしてます。

このようにカットすることで、ボンドがなくてもぴったりと動かないぐらい、ちょうどサイズでできました!

■横側の丸い窓枠

丸い窓の枠をどうしようか、悩んでたら…
ホームセンターの端材コーナーでいい感じの板があったので、これを使うことに。
(1枚150円ほど)

ホームセンターの端材コーナーはいいものがたまにあります。

この板を、窓の丸い枠になるように、加工し内/外からくっつける戦法です。

(サンドイッチ窓枠工法です。笑)

(ちなみに、この小屋は雨に濡れない場所のデッキに置くので、変わった窓枠の作り方をしています。
変わったというか、窓っぽく見えてたらそれでいいんです。)

丸い窓部分の枠になるように、ジクソーで加工し、ボンドでくっつけるだけです。

中側からも同じように木材を加工し、くっつけます。

これで、窓枠のようになりました!

⑤内装の塗装をする。

今回は外壁がそのまま内壁にもなるので、外壁が貼り終えたということは、内壁も完成したということです。

なので、内壁とそのまま内装(グローリング+おままごとキッチン)も塗装していきます。

今回はナチュラルウッド(クリア)という塗料にしました。

子供用で、1歳にもならない姪っ子もいるので塗料は結構悩みました。。。

1歳以下ははちみつ系はあまり良くないと聞いたこともあったし…

店員に聞いたところ、はちみつ系のワックス系は大丈夫で問題ないと言われたのですが、1%でも心配があるなら使えべきじゃないしな〜と思ったので内装だけは違う塗料を塗りました。

その中で、今回選んだ塗料は「おもちゃ」に塗れます。
と書いてあり安心感があったので「ナチュラルウッド」を選びました。

色は木材のそのままの感じを出したかったので、クリアがよくて
あまり、ツヤツヤするのも好きではないので、ちょうどいい塗料を見つけれました。

<この塗料を選んだ理由>
・おもちゃ用と安心感がある。
・蜂蜜成分なども入っていない。
・クリアなので、木材そのままの感じで塗装できる。
・ツヤツヤしすぎてなく、塗装もできて保護ができる。
・コスパがいい

塗ると少しだけ色が濃くなった気がしますが
時間が経てばほぼ元どおりです。

じゃあ、意味じゃないか!と思われるかもしれませんが
塗料には木材の保護もしてくれるし、触りごごちもすべすべして良くなるので、塗った方がいいです。

雨に濡れない場所とはいえ、一応外なので。

外壁+窓枠+内装塗装が完了しました!!!

次回は外壁の合板の上に漆喰を塗っていく予定です。
どんな感じになるかな〜

【外壁に使った材料/工具】

外壁の合板
1820mm×910mm×厚み5.5mmの合板を3枚
内装の塗料
ナチュラルウッド(クリア)

端材,1×4材を幅5cmにカットした木材
(その他)

スリムビス、ボンド、パテ、インパクトドライバー、ヤスリなど。
Titebond
木工ボンド界の神ですね。
木材をくっつけたいなら迷わず1択ですね。

Titebondとは。木工DIYにオススメボンドはこれ1択です。

■使用したインパクトドライバー

ブラック&デッカーさえあれば、十分です。
インパクトドライバー、サンダーと安定の大活躍です。

【ブラック&デッカーマルチツール】評価。コスパ最強で万能的に使用したい方にオススメ工具。

まとめ

■(外壁編)大まかな流れ
外壁材を決める→枠組みに合板をつけていく→隙間/ネジ部分をパテ埋め→窓枠/ドア枠を作る→内壁も完成したので内装の塗装をする。

外壁もはり、一気に小屋感が出てきました。

一般的な小屋だと、外壁をはり、柱の幅分に断熱材を入れ、内壁をはるという作業がありますが
断熱などはなくていいので、外壁兼内壁になりました。

柱も出っ放しでいい感じです。

ナチュラルウッドの塗料もいい感じで気に入ってます。

個人的には丸い窓枠が結構お気に入りで、全部丸い窓枠にするのもありだな〜とか思いました。

枠部分が綺麗な四角、綺麗な丸になってないのが悔しいですが、ぎり合格としましょう。

次回はとうとう漆喰予定です。

子供小屋だけど、カッコよくというのを目標にしてるので漆喰はいい感じになると思います。

今回の外壁の上に漆喰を塗りました。

■小屋の作り方はこちら。

■小屋作りのよくある質問Q&A

 

 

川瀬悠大(28)

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